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私の好きな力士その5 横綱照ノ富士(2)

前回の続きになります。

関取の地位から陥落した照ノ富士は怪我と病気の治療、療養の為関取陥落後4場所連続全休します。
その間は日常生活を送るのも困難な状態だったそうです。

また伊勢ヶ濱親方に何度も引退の意向を伝えていたそうですが、親方からはまずはできる事をやってからと慰留されたそうです。

懸命な治療と闘病生活を経て照ノ富士は序二段から再スタートを切ります。照ノ富士が序二段に復帰した場所の印象は今でも覚えています。失礼ながらこの身体で相撲が取れるのかまだ休場した方がいいのではないかという気持ちと照ノ富士が土俵に戻ってきてほっとして安心、嬉しい気持ちが入り混じっていました。

場所を重ねる度に照ノ富士の身体の状態が良くなって力強さが戻りつつあるのを感じるようになりました。そして照ノ富士は再スタートから5場所で関取復帰を果たし再十両で優勝、翌場所を10-5とし幕内復帰を果たします。

再入幕の場所で5日目に高安に敗れた以外白星を重ね12日目を終えて11勝1敗と優勝争いの先頭に立ち13日目に同じ1敗の大関朝乃山との1番を制して(照ノ富士の力強さだけでは無く技術の高さも出た1番)単独先頭に立ちます。14日目は関脇正代に敗れたものの千秋楽に関脇御嶽海を両廻しを取って一気に寄り切る内容で破り30場所ぶり2回目を果たしました。
前回の優勝から30場所ぶりの優勝は元関脇琴錦の43場所に次いで2番目の記録でした。また再入幕優勝は徳勝龍以来2人目の快挙でした。

復活優勝は職場の休憩室で見ていましたが決まった瞬間に職場でありましたが思わず拍手してました😅
私にとってはそれくらい嬉しい出来事でした。

その3に続く

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