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新社会人の方々へのメッセージ

よりみちです。
少し間の空いた更新となりました。
noteを見てくださっている方が沢山いらっしゃるようで、毎日スキやフォローの通知が鳴りやみません。大変ありがたいことです。
これからも宜しくお願いいたします。

さて、もう春ですね。
僕は散歩を日課にしているのですが、桜も花を咲かせ始めています。
そして春といえば新生活のはじまり。
今回は、挫折経験もしてきた僕が、(偉そうに)今日から新社会人にお伝えしたいことを書かせていただきます。


①とりあえず目の前のことをこなしてみる

一つ目は、目の前のことに集中してみるということです。
今日社会人になられた方が、日本全国で100%気持ちのいい納得のいく入社かと言われると100%そうではありません。
入社して初めて分かることも多く、職場の雰囲気、会社のルールなど事前に分かりにくい要素も必ずあります。
中には違和感を感じ、「こんなはずじゃなかった」「思っていたのと違った」と思う方もいらっしゃると思います。
僕がそうした方々にまず初めに伝えたいのは、「とりあえず目の前のやるべきことをこなしてみる」と考えてほしいということです。
これは特に仕事内容に不満がある場合に大事な考え方です。
どんな仕事であれ、職場環境であれ苦手だったり嫌なことは必ず存在します。
ですが大抵そういったことは、目の前のやるべきことを必死に死に物狂いでこなしているうちに、案外気にならなくなったりするものです。
今すぐに、現状に満足を求めるからこそ、ギャップを感じます。
すぐに「合わない」や「向いていない」という考えはいったん置いておき、まずはスモールステップとして上司や先輩の指示をこなすことにしばらくはフォーカスしてみてください。

②日記をつける

2つ目は日記をつけるということです。
より本質的に言えば、日々の記録をつけるということです。
例えばブログでもいいですし、X(旧Twitter)で1日の最後に今日の良かったこと、良くなかったことをつぶやくのもいいかもしれません。
これらが重要なのは、1日をフィードバックすることで、思考の整理や、将来自分を振り返るときにとても役立つからです。
具体的には、「嫌だったこと」「できたこと」をメインにすればいいと思います。
嫌だったことは、より具体的に「なぜ嫌なのか」を、できたことに対しては「なぜできたのか」ということを掘り下げるともっと意味のある記録になります。
これをしておくと、自分を客観視できるほか、将来転職を考えるときにも自己分析として大変役に立ちます。
大真面目に必ずしも毎日きちっとつける必要もないと思います。何か心に響いたイベントや、悩ましいタイミングでつけるだけでも凄く立派で意味のあることです。

③自分を信じてあげる

3つ目は自分を信じてあげるということです。
新入社員になって、例えばこれまで大学でサークルや部活でみんなの先頭に立ってきた人、あるいはアルバイトでそれなりの成果を出してベテランとなり頼られていた人。
環境がすべてフラットになり、恐らくこれまでできていたことが通じず、上司や先輩からの叱責で自信を無くしてしまう方もいるかもしれません。
僕もかつでそうでした。2社目に転職したとき、1社目では一番の得意先からは絶大な信頼を置かれ、そのことで1社目の上司などにも頼りにされていました(恐らく)。ですが2社目に入り、同じ業界なのに何もできない自分、これまでの働き方が通じない自分。あれほど自分が打ち砕かれた経験はありませんでした。今となってはもう少し自分を信じてあげたらよかったと思います。ダメな人間だ、無能だ、役に立たないと自分を責め続けることで、周りは何も思っていないのに、自分で自分を追い詰めることになってしまったからです。
皆さんはまだまだお若いと思います。それだけ伸びしろ、可能性があるという事です。今の自分に失望するのではなく、自分を信じて、将来の自分に期待してみてください。

④「石の上にも三年」は文字通り受け取らない

4つ目は石の上にも三年を信じるなという事です。
「三年」なんて関係ないという事です。
石の上にも三年とは、どんなに冷たい石でも自分がその上に留まり続ければ体温で温まることから、どんなに辛くても辛抱し続ければ成果がでるといった意味です。
よく、「入ったからには3年頑張らないと」という考えを目にします。
3年とは、恐らくほとんどの企業で退職金が出る一つの区切りだからだと思います。
ですがこの3年って、全人類に意味がある数字なんでしょうか。
ありません。断言します。ただ意味もなく人を追い詰めるだけの、無意味な数字です。
もちろん、退職金が目当ての人には意味がある数字となりますが、今が本当にしんどくて、精神を壊しそうなんて人にとって、3年って意味もエビデンスもありません。
なので周りからどれだけ「3年は・・・」と言われようとも、ご自身がだめだ無理だと限界の時は転職を考えたり、別の道を探りましょう。
・・・ところで、僕が1つ目に書いたことと4つ目の事は矛盾していると思いませんか?
そうなんですが、そうじゃないんです。
僕は2社目入社して3か月しか続かなかったんですが、逆に言えばそんな過酷な環境でも3か月は続いたんです。なぜかというと、それはとりあえず試用期間は頑張ってみようと目標を設定したことで踏ん張れたからです。
なので、石の上にも三年の三年なんて無視して、とりあえず目の前のタスクを乗り越えようと頑張れる目安を自分で決めてみてください。
1か月でもいいですし、3か月でも半年でも構いません。
人それぞれメンタルの強さ、環境の負荷の加減、生活の余裕さなどは違います。どうしても今もう耐えられないのであれば、明日でもいいと思います。
ご自身にあった区切りをつけて踏ん張ることが、真の「石の上にも三年」なのです。

・・・いかがでしたでしょうか。
新生活に、ワクワクする人やドキドキする人、怖い人楽しみな人本当にそれぞれだと思います。
結論、色々書きましたが、あまり一度にたくさんの事を考えすぎず、とりあえず今は一つずつ、目の前のことに慣れることから始めてみましょう。

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