見出し画像

断髪小説「入社条件”ヘアショーモデル”(本編)」

前書きをまだご覧になっていない方はこちらから

<登場人物>
アンナ(美容学生)
→有名サロン入社を熱望している
リョウ(スタイリスト)
→アンナが入社を熱望するサロンのスタイリスト
<ジャンル>
カットモデル、ヘアショー

※小説内に登場する人物や出来事はフィクションです。

リョウ
「知り合いって….こんな急に頼めるモデルさん居ないよな…」

そんな時、リョウのスマホが鳴る

(画面表示)
アンナ「先日はありがとうございました!」

リョウはアンナにヘアショーモデルを頼めないかと思い電話をかける。

リョウ
「急にごめんね。今大丈夫?」

アンナ
「全然大丈夫です!
先日はお話聞いていただきありがとうございました!」

リョウ
「うん…急で申し訳ないんだけどさ…」
「今週末のヘアショーモデルさんが体調不良でキャンセルになって困ってて…」

アンナ
「はい」

リョウ
「アンナさんにお願いできないかなって…」

アンナ
「私でよければ、ぜひやりたいです!」

アンナはリョウのサロンに入社するために何でもやる気持ちだった。
そんな中で舞い込んできたチャンスに飛びつかないわけがない。

リョウ
「ほんと?急だけど大丈夫?」

アンナ
「全然大丈夫です!リョウさんのカット技術を一番近くで学べるチャンスですし!!」

リョウ
「ありがとう!」
「明日の営業終わりにサロンで打ち合わせさせてほしい」

アンナ
「わかりました!明日伺います!!」

アンナはこうしてリョウのヘアショーモデルになった

(以下本編)

ここから先は

2,466字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?