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クロノクロスのストーリーを理解したいので、年表を作ってみたり、色々書いてみたりしました。(でも、やっぱり難しいままです(笑))

(タイトルの画像の引用 CHRONO CROSS © SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Character Design: © SQUARE ENIX CO., LTD. /© NOBUTERU YUUKI All Rights Reserved. RADICAL DREAMERS © SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.)


「クロノクロス」というプレイステーションで当時のスクウェアから販売されたRPGのゲームが好きです。20年位前のゲームです。

 しかし、このゲーム、ストーリーが複雑で、何度やってもイマイチ理解することができませんでした。

 タイムトラベル及びパラレルワールドのSF作品であること、ゲーム内でストーリに関する全ての描写が行われないこと、などが原因でストーリーが複雑になっています。(半面、ストーリーが複雑なので、色々と調べたり考察したりする楽しさはあります。)

 そういうわけで、クロノクロスのストーリーを改めて理解したいなと思い、クロノクロスの世界の年表を作成してみました。
(自分のゲームプレイだけでは、到底理解に及ばないので、Wikipediaやネットの個人サイトに記載されている情報をもとに、年表を作成しています。)

 クロノクロスをプレイしてクリアしたことがあり、ストーリーをなんとなく把握している人であれば、理解できるかなと思われる程度の内容で年表を作成しています。

 当初はもっと詳しく作成しましたが、noteに図として貼り付けた際に、図が小さすぎて読めなくなってしまいました。(笑) 
 というわけで、図として読める程度までに簡略化した年表になっています。(以下に年表を貼り付けています。文字が小さくて読みにくかったらゴメンナサイ。)

【クロノクロスのストーリー年表】

そういうわけで、この年表をもとに、クロノクロスのストーリーを僕なりに解説していきたいと思います。


1.クロノクロスの本編前の物語

 今回作成した年表において重要な部分を占めるのが、クロノクロスの本編前の物語です。(というか、本編前の物語が重要過ぎて、今回の年表の大部分を占めてしまっています(笑)。)


AD1999年 クロノトリガーの世界線 クロノたちがラヴォスを倒す。

 クロノトリガーの物語において、クロノたちがラヴォスを倒したことで、地球は荒廃した未来から繁栄した未来へと歴史が改変される。


AD2300年代 理の賢者ガッシュ、時間研究所、時喰い、プロジェクト・キッド、プロメテウス
「理の賢者ガッシュ」は、クロノたちがラヴォスを倒す前はクロノトリガーの古代ジール王国の時代から、荒廃した未来へ飛ばされることになっていた。しかし、クロノたちがラヴォスを倒したことで、ガッシュは繁栄した未来の世界へ飛ばさることになった。

 ガッシュは古代の魔法の知識と未来の科学技術を応用して「クロノポリス」の前身である「時間研究所」を設立する。

 ガッシュはラヴォスが完全に消滅したわけではなく、新たな生命体「時喰い」として生まれ変わり、遠い未来で星が滅亡することを知る。そこで、ガッシュは星の滅亡を避けるために「プロジェクト・キッド」を計画する。

 ガッシュは、「プロジェクト・キッド」を開始して、作成途中の「マザー・ブレイン」(後のフェイト)に機械の暴走防止用のセーフティプログラム「プロメテウス」を仕掛けて、姿を消した。

 エルニド海で「真の凍てついた炎」が発掘される。エルニド海に人工島が造営される。


AD2400年代 クロノポリス設立。フェイト起動。タイムクラッシュ。

 エルニドの人工島に「クロノポリス」が設立される。「フェイト」が起動してクロノポリスを管理する。
 凍てついた炎を用いた反時間転移実験が失敗する。「タイムクラッシュ」が発生して、クロノポリスはBC10000年の過去へ飛ばされる。


BC10000年代 クロノポリスとディノポリスの戦争。エルニド諸島への入植。
 
タイムクラッシュによりAD2400年代の時代からクロノポリスが飛ばされてくる。
 また、星もクロノポリスに対抗するため、別の次元のAD2400年代からディノポリスをBC10000年代に呼び寄せる。
 
 クロノポリスとディノポリスが戦争を行う。クロノポリス側が勝利する。

 クロノポリスの研究員が、フェイトによって未来に関する記憶が消去され、エルニド諸島の原住民として入植することになる。

 フェイトはBC10000年からAD2400年代までの歴史が大きく変化しないように、監視を始める。(歴史が大きく変化した場合、フェイトが開発されず、フェイト自身の存在が消えてしまう可能性があるため。)

👉「別次元のAD2400年代にある"ディノポリス"が、BC10000年のクロノポリスが飛ばされた世界に、次元と時間を越えて飛ばされてきた」というのが、クロノクロスの物語の内容が分からなくなる原因の一つですね。(笑)


BC10000年代ー AD1000年(セルジュ誕生)
 
クロノポリス研究員のエルニド諸島への入植から、AD1000年までの約1万1000年間は、フェイトの想定内で歴史が動いてきていた。
 しかし、このあと誕生するセルジュの生死によりフェイトが想定していない方向へ歴史が動いていくことになる。


AD1003年 セルジュ誕生。
 クロノクロスの物語の主人公である「セルジュ」が誕生します。この時点ではまだ、フェイトの想定内の歴史です。


AD1006年 セルジュ瀕死のケガ。「凍てついた炎」との接触。
 セルジュがヒョウ鬼により瀕死のケガをする。セルジュの泣き声に反応して、時空を彷徨っていたサラがこの時代に介入する。この際にキッドが誕生する。

 サラの介入により、磁場嵐が発生して、セルジュ、ワヅキ、ミゲルはクロノポリス(神の庭)に漂着する。

 セルジュはクロノポリスに保管されている「凍てついた炎」と接触することで一命を取り留める。

 また、セルジュは炎と接触したことにより「調停者」となる。そして、ガッシュがフェイトに組み込んでいた、機械の暴走防止用のセーフティプログラム「プロメテウス」が発動したことにより、フェイトが凍てついた炎との接続を絶たれることになる。

 この時点から、フェイトが想定していた歴史とは異なる方向へ進み始める。


AD1007年 ルッカがキッドを引き取る。
 
クロノトリガーに登場していたルッカが、キッドを引取り孤児院で育てることになります。



AD1010年 セルジュの生死により世界の分岐が発生。
 凍てついた炎に接続することができなくなってしまったフェイト(ヤマネコ)は、セルジュが死亡すれば凍てついた炎との接続が復活すると考える。オパーサの浜でヤマネコの手によりセルジュが溺れる。

 しかし、AD1020年の未来からキッドがタイムスリップしてきて、セルジュを救出したことで、世界線が分岐する。

 セルジュが生存している世界は「ホーム」となり、セルジュが死亡した世界は「アナザー」となる。(なお、本来の歴史はセルジュが死亡した「アナザー」の世界だった。)

👉どうしてAD1020年の未来から突然キッドがタイムスリップしてくるのか?
 ガッシュの計画した「プロジェクト・キッド」の最後の仕事が、時喰いを解放後のAD1020年のキッドが、AD1010年にタイムスリップしてセルジュを救出することだから。(これでも、イマイチしっくりこない(笑))

👉クロノクロスの本編開始前のAD1010年に、キッドがセルジュを助けたのなら、世界の分岐は発生せずに、セルジュが生存している世界だけが存在することにはならないのか?
 
本来の歴史は「セルジュが死亡している歴史」。それをキッドが「タイムスリップ」というあり得ない手を使ってセルジュを救出したため、世界が「セルジュ生存」と「セルジュ死亡」に分岐してしまった、と考えるのが無難?
 タイムトラベルとか平行世界って永遠にループしてしまいそうで、出口が見えなくなって考えることを放棄したくなってしまいますね(笑)
 
👉本来の歴史はセルジュが死亡しているということであれば、「セルジュが死亡している世界がホーム」、「セルジュが生きている世界はアナザー」の方がしっくりくるのでは?
 なんで、このようにしたのだろう。そのうちじっくり理由を考えてみたいと思います。もうゲームをプレイしているうちに、どっちの世界がホームなのかアナザーなのかわからなくなってきますよね。(笑)


AD1010年-AD1015年 ホーム【セルジュ生存の世界】 
神の庭が死海化。フェイト消滅。ヤマネコがルッカ殺害。キッド消息不明。

 ホームに形成された死海は、セルジュが将来的に時喰いに取り込まれる可能性が高いために、「滅びの未来」が暗示されたもの。そのため、セルジュが生存しているホームの神の庭(クロノポリス)は、死海化してしまっている。

 死海化した際にホームのフェイトも消滅したため、アナザーのフェイトはホームの世界に干渉することができなくなってしまった。そのため、新たな監視者として、ミゲルを設置してホームの世界の情報のみを得ることができる状態となる。

👉フェイトは世界が分岐したことをどうして知っているのか?
 また、ホームとアナザーのフェイトは、それぞれ異なる世界にどの程度干渉することができたのだろうか?
(基本は、自分の属する世界において運命の書を用いてエルニドの人々を操ることでエルニドの世界を管理していた。ホームとアナザーではお互いに自分の属する世界についての情報を交換する程度のことしかできなかったのだろうか?)

 ヤマネコがルッカを殺害した理由は、機械の暴走防止用セーフティ・プログラム「プロメテウス」の解除方法を聞き出し、凍てついた炎との接触を復活させるため。
 しかし、ルッカはプロメテウスの解除方法をヤマネコに伝えることはせずに、ヤマネコに殺されてしまった。
 この際にルッカが運営していた孤児院は焼き討ちに遭い、キッドは消息不明となる。

👉クロノクロスの世界では、ホームとアナザーの両方で生存しているキャラクターも多々いる。しかし、セルジュとキッドはそれぞれ片方の世界でのみ生存が確認されている。(セルジュはホームで生存。キッドはアナザーで生存。) 
 セルジュとキッドがそれぞれ片方ずつの世界で生存しているというのも、何かしら物語の重要なカギとなっているのだろうか?(現時点だと、これについてどんな意味があるのか考察できていない。)


AD1010年-AD1015年 アナザー【セルジュ死亡の世界】
神の庭は現存。ヤマネコがルッカ殺害。キッドはAD1020年のセルジュが救出。

 ホームの世界とは違い、アナザーの世界はセルジュが死亡しているため死海は存在せず、神の庭(クロノポリス)は現存している。しかし、遠い未来には時喰いは目覚めるため、時喰いが目覚めた場合にはアナザーの世界は滅びてしまう。

👉セルジュが死亡しているため、死海が発生せずに神の庭(クロノポリス)が現存している、ということがイマイチしっくりこない。

 ヤマネコによるルッカ殺害及びルッカの孤児院の焼き討ちは、ホームの世界と変わりなし。
 しかし、キッドについては、AD1020年の世界からタイムスリップしてきたセルジュによって救出されたために、キッドは生存することができた。
(セルジュによるキッド救出は、クロノクロスのストーリー後半の、クロノポリスでフェイトとの戦闘後に昏睡状態に陥ったキッドを救うために、セルジュがタイムスリップした場面のことである。)

👉セルジュが昏睡状態のキッドを救うために、グランドリーム又はクロノクロスを使用して、ルッカハウスの火事現場に突入する場面って、キッドの心の中に入ってキッドのトラウマを取り除くシーンだと思っていました。
 これ、キッドの心の中に潜入したのではなくて、実際にタイムスリップしてキッドを救出していたのですね。

 
 しかし、クロノクロスの物語は、ラストにはパラレルワールドなどの矛盾が解決されて、ゲーム内の冒険が始まる前の状態に戻るため、セルジュがキッドを救うためにタイムトラベルをする、ということ自体も無くなってしまうのでは? その場合一体どうなってしまうのだろう。(上手く言語化できない。)
 
 パラドクスが発生してしまいそうなのですが、そこまで考えてしまうのはナンセンスなのでしょうか。それとも、もっと深く考察すると、このパラドクス問題も解決できる理論があるのでしょうか・・・。



2.クロノクロスの本編の物語

ここからやっとAD1020年のクロノクロスのゲーム本編の物語になります。
クロノクロス本編前のゲーム内では多くは語られない背景の話が濃すぎて、クロノクロス本編の物語が薄くなってしまっている気もします(笑)



クロノクロス本編開始 セルジュ「ホーム」のオパーサの浜から次元を超えて「アナザ」ーの世界へ移動する。

 ホームの世界のオパーサの浜でレナと話をしていると、突然セルジュを呼ぶ声が聞こえる。
 このセルジュを呼ぶ声の正体は、アナザーの世界のキッドである。どうして、キッドがセルジュを呼んでいるのかは不明。



セルジュ「アナザー」の世界へ移動。アナザーの世界を色々と冒険して、古龍の砦でセルジュとヤマネコの身体が入れ替わる。

 セルジュが「アナザー」の世界へ移動してきます。「アナザー」の世界は10年前にセルジュが海で溺れて死亡している世界です。そのため、「ホーム」の世界とは様々な箇所で違いが発生しています。

 とりあえず、アナザーの世界を色々と冒険をして、「古龍の砦」へ辿り着く。そして、古龍の砦の最上階で、ヤマネコ(フェイト)が「龍の涙」を利用したことで、セルジュとヤマネコの身体が入れ替わる。
 
 ヤマネコの姿になったセルジュは、今まで一緒に冒険をしてきた仲間から攻撃を受けて倒れてしまう。そして、セルジュは「カオスフィールド」に飛ばされてしまう。



セルジュ「カオスフィールド」から「ホーム」の世界へ脱出。オパーサの浜の次元の揺らぎが閉ざされてしまう。「アナザー」の世界へ移動するために「死海」のミゲルを倒す。

 ヤマネコの姿となったセルジュはカオスフィールドから脱出して、ホームの世界に辿り着きます。

 アナザーの世界のことが気になるため、アナザーの世界へ移動しようと試みますが、オパーサの浜の次元の揺らぎが閉じてしまったため、アナザーの世界へ移動することができません。そこで、次元の揺らぎを復活させるために「死海」を目指します。

 「死海」に辿り着いたセルジュたちは、次元の揺らぎを復活させるために、「死海」の管理人となっている、レナの父親のミゲルと戦うことになる。
 ミゲルを倒すと、クロノトリガーのラスボスであった「ラヴォス」について教えられる。また、ミゲルを倒したことで、次元の揺らぎが復活する。



 セルジュ「アナザー」に世界へ移動。セルジュの姿となったヤマネコがエルニドの各地を襲う。セルジュたちは、龍神の祈りを集めて神の庭を目指す。

 次元の揺らぎが復活したことで、セルジュはアナザーの世界へ移動することができた。しかし、アナザーの世界は、セルジュの姿となったヤマネコによりエルニドの各地で襲撃が行われていた。

 セルジュたちは、神の庭を目指すために、ホームとアナザーの世界の各地に存在する六龍神と戦い、龍神の祈りを集めることになる。



 セルジュ、古龍の砦で自分の身体を取り戻す。神の庭(クロノポリス)へ向かう。フェイトを倒したことで星の塔が復活。昏睡状態のキッドを救出。クロノクロスを入手。星の塔で龍神を倒す。ガッシュから「時のたまご」を入手。

 セルジュはホームの古龍の砦で、自分の身体を取り戻します。そして、神の庭(クロノポリス)へ向かいます。
 

 クロノポリスに入ることができたセルジュは、今回の記事の冒頭で記載した、クロノたちによるラヴォス討伐、理の賢者ガッシュによる時間研究所及びクロノポリス設立、フェイト運用開始、エルニド海への人口島造営など、クロノクロスにおける世界の真実について知ることになります。


 ヤマネコ(フェイト)は、セルジュの身体を手に入れたことで、クロノポリスで管理されている「凍てついた炎」との接触を取り戻すことができました。
 しかし、セルジュたちによってフェイトが倒されると、凍てついた炎はツクヨミによって龍神たちの手に渡ります。

 
 フェイトが倒されたことで、今まではバラバラに封印されて力を封じら込められていた龍神たちが復活します。
 また、星の塔(ディノポリス)も復活し、人類に対する復習が始まります。

 フェイト討伐後、キッドは昏睡状態に陥ります。セルジュはキッドを救うために、AD1015年のヤマネコによるルッカハウス焼き討ち事件の場面へタイムスリップします。

👉️グラン、リオン、ドリーンの三人のグランドリオンに宿る精霊の力と、キッドが所持していた星色のお守り袋の中にルッカが試作した「時のたまご」が入っていたおかげで、タイムスリップが可能となる?

 タイムスリップを行うということはタイムパラドックスも発生?AD1020年のキッドはセルジュが救出してくれたことを覚えているとのこと。それでは、今回のセルジュのタイムスリップの前にも、既にセルジュはキッド救出のためにタイムスリップを行っていたということか?
 というか、タイムスリップを行ってしまうと、無限ループの繰り返しになってしまい、クロノクロスの世界が永遠に解放されない気がするのですが。(この無限ループの矛盾を上手く解消できる方法はあるのだろうか。)


龍神の滝において、「憎しみの涙の破片」と「愛の涙の破片」が合体させて、「クロノクロス」を入手します。

 星の塔(ディノポリス)で龍神を倒します。その後、ガッシュから「時のたまご」を渡されて、時の闇の彼方に潜む時喰いを解放するように言われます。


 クロノクロスの物語のラストは、ホームの世界のオパーサの浜から時のたまごを使用して、時の闇の彼方に飛び、そこに潜んでいる「時喰い」と「サラ」を、クロノクロスを使用して解放することになります。

 オパーサの浜には子ども姿のクロノ、マール、ルッカも登場します。
 ここで、三人がクロノクロスの物語の更なる核心を話してくれます。(プロジェクト・キッド、クロノクロス、ホームたアナザーの世界、フェイトについてなど。でも、複雑過ぎて全てを理解することはほぼできませんね(笑))

 

クロノクロスを使用して「時喰い」と「サラ」を解放。キッドはAD1010年にタイムスリップして溺れているセルジュを助ける。セルジュは冒険の記憶を無くし物語冒頭のオパーサの浜へタイムスリップする。キッドだけは、今回の冒険の記憶を忘れることはなく、セルジュに会うために様々な時代の世界を旅し続ける。これでクロノクロスの物語は終了。

 セルジュたちはクロノクロスを使用して「時喰い」と「サラ」を解放することに成功します。

 その後、「プロジェクト・キッド」の最後の仕事として、キッドはAD1010年のオパーサの浜にタイムスリップして、溺れているセルジュを救出します。

👉AD1010年の溺れているセルジュを助けなければ、セルジュがAD1020年の世界には存在しないことになり、今回の時喰いとサラの解放自体が無くなってしまうため、キッドが溺れているセルジュを救うことは絶対必要なことにはなりますよね。
 
それについては納得できます。でも、キッドはどうやってAD1010年のオパーサの浜へタイムスリップしたのでしょうか?
 
 星色のお守り袋がありますが、これはキッドに命の危険が及んだ時に、キッドを少し前の時間に戻すという能力のはずです。キッドは自分でタイムスリップする時間と場所を選ぶことはできるのでしょうか?
 
 それとも、時喰いとサラの解放後に、ガッシュが現れて、「ネオ・シルバード」や「時のたまご」の力を利用してAD1010年の時代へタイムスリップするのでしょうか?


 セルジュは冒険の記憶を無くして、AD1020年のクロノクロスの物語冒頭のオパーサの浜にレナと一緒にいる場面へタイムスリップします。
 そして、その後はセルジュをアナザーの世界へ呼ぶ声は聞こえず、セルジュはホームの世界で生きていくことになります。

👉このシーンも、キッドがAD1010年にタイムスリップするのと同様に、どうやってタイムスリップしたのでしょうか?
 
ここでも、先ほどと同様にガッシュの力によってタイムスリップするのでしょうかね。
 

👉また、セルジュが冒険の記憶を無くするのはなぜなのでしょうか?
 ガッシュによってセルジュは冒険の記憶を無くするのでしょうか。
 
 または、時喰いとサラを解放したことで様々な矛盾が解決されて、ホームとアナザーの二つの世界を行き来することができなくなるために、セルジュは冒険の記憶をなくするのでしょうかね。

 そもそも、セルジュは冒険の記憶をなぜ無くさなければならないのでしょうか?ホームとアナザーの別の世界があるということを知っているままだと、今後また何かしらの矛盾が発生してくるということなのでしょうかね。


 キッドだけは、今回の冒険の記憶を忘れることはなく、セルジュに会うためにキッドはエンディングにおいて様々な時代の世界を旅し続けます。
 そして、エンディングの最後に、キッドと思われる人物と、顔は出ませんがセルジュと思われる人物が、結婚式のような正装姿となっている写真が登場します。

👉キッドはAD1010年の時代に飛んで、溺れているセルジュを助けた後は、世界中を巡ってセルジュを探す旅を続けているということなのでしょうか?

 キッドはAD1010年でセルジュ救出後も、まだタイムスリップする力が残っていて、様々な時代の世界を巡ることができるのでしょうか。
 そのような能力が残っているのであれば、どうして一発でAD1020年のオパーサの浜へ飛ぶことはできないのでしょうかね。

 それとも、時間や空間を飛び越える力は持っているものの、どの時代や場所に飛ぶかはキッド自身が選ぶことはできないのでしょうかね。


👉最終的にはキッドとセルジュは再会することができて、結婚することになったのでしょうか?
 
 僕自身は、エンディング最後の写真は、この記事を書く前は、キッド(サラ)とクロノトリガーのジャキ(魔王)が再会できて写真を撮ったのかと思っていました。クロノトリガーでは再開できなかった姉弟が、クロノクロスの物語を通して最後に再会することができたのかなと思っていました。
 
 でも、色々と調べてみると、エンディングのこの写真はキッドとセルジュの結婚写真みたいですね。

 セルジュとキッドが結ばれるのも良い終わり方ですが、その場合セルジュとレナの関係はどうなってしまったのでしょうかね。
 また、セルジュは冒険の記憶を無くしたままキッドと結婚したのでしょうか。それとも、冒険の記憶を思い出してキッドと結婚したのでしょうか。

 



3.まとめ クロノクロスの物語は全て「理の賢者ガッシュ」が計画した「プロジェクト・キッド」だったのか。

 そういうわけで、最後にまとめになります。

 クロノクロスにおける、このセルジュの冒険は、全て理の賢者ガッシュが計画した「プロジェクト・キッド」だったのでしょうか。

 ガッシュは遠い未来で、「ラヴォス」から生まれ変わった「時喰い」が目覚めて、時間の流れが止まってしまい、世界が滅亡することを知ってしまいます。

 それを回避するために、「プロジェクト・キッド」計画します。でも、ここまで長い期間(BC10000年~AD2400年までの1万2400年間)に及ぶプロジェクトを計画するって、理の賢者ガッシュはどれだけ頭がキレるのでしょうか。

 そもそも、クロノトリガーをプレイしたことがある人だって、初見プレイではクロノクロスの物語を完全に理解することは難しいと思います。
 
 というか、僕自身も今回この記事を書くために、色々と調べてみましたが、未だにクロノクロスの物語を完全には理解できません(笑)
「なんか、クロノクロスの物語のここの部分矛盾してない・・・?」って思ってしまう部分もあるのですが、それは僕自身の理解力が足りないからだということになるのでしょう(笑)

 とりあえず、今回の記事ではクロノクロスの物語の年表を作ってみようということで冒頭に載せてみましたが、まだまだ僕自身の説明不足で余計に色んなことがわからなくなってしまっている感も否めないですね(笑)

 今後は、色々整理して、もっとわかりやすくクロノクロスの物語について記事にできればなと思います。

 とりあえず、今回はこれで終了します。


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