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別府のシンボル別府タワー

『別府タワー』についての記事を書こうと思います。
別府駅から海に向かって下って行くと、『別府タワー』があります。
幼い時、別府を知った時にはありました。
それもそうです。
『別府タワー』は、全国のタワー6兄弟に入っており、1954年の旧名古屋テレビ塔、1956年の大阪、通天閣の次に古い、1957年に建造された三男になります。
私、生まれていません。(1962年生まれ)
4番目が、1957年にさっぽろテレビ塔、
5番目に、1958年、やっと東京タワー、東京タワーよりお兄さんなんですね!
6番目が、1964年、博多ポートタワーとなっています。
全て、「内藤多仲」の設計です。
「内藤多仲」は『耐震構造の父』と言われて鉄塔の設計を沢山した人なのです。
別府タワーの高さは100mで、最初は「別府温泉観光産業大博覧会」用に建てられたと言われています。
今は、国の登録有形文化財になっています。

タワーにはネオンのスポンサーが代々付いており、私の知っている頃は「ナショナル」のスポンサーだったので「ナショナルタワー」と呼んでいました。
最初は、「サッポロビール」次に「ナショナル」「朝日ソーラー」、「アサヒビール」がスポンサーになっているようで、その都度ネオンが光っていました。

ナショナルタワーの頃



別府タワーは、1〜5Fのビルと16.17Fの展望台とになっており、ビルの上に鉄骨のタワーが伸びている様になっています。
昔は、下のビルの中に温泉があったとの噂を聞いた事があります。
これぞ別府。どうせなら展望台の方に温泉がある方が面白いですよね。
昔は16Fにバーがあり、夜景を望むカクテルはおしゃれな昭和だったに違いないと思います。
また、17Fは、別府が一望できる双眼鏡がありました。

向こうの山が高崎山
レトロだね。

そういえば、昔、「別府大仏」なるものがあって、展望台から見えていました。
残念ながら、1989年解体されたそうです。
『別府タワー』から頭だけが見えていて可愛かったのですが残念です。

別府大仏


1995年、あの「磯崎新」設計の「グローバルタワー」が山の手に出来て展望する場所が増えています。
「磯崎新」は大分が誇る世界的にも有名な建築家です。
こちらも素敵なタワーなので、はしごしても良いですね。

さすが斬新なデザインの
グローバルタワー

去年、別府タワーは、持ち主が変わって大規模改修が行われたので、変わった別府タワーを見に行くのも良いかもと思います。

なんか昭和になっています。


特に冬は、湯けむりが白く上がって、寒ければ寒いほど綺麗な湯けむりの景色が見られます。
別府は夜景も有名で、“日本夜景遺産”にも登録されています。
別府を見渡せる。また、別府に来たなぁと思えるシンボルタワーだと思います。

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