【質問】
恋人たちがつく「やさしいウソ」についての質問です。
彼女の作った料理を初めて食べた時、あまり美味しくなかったのですが、彼女を傷つけたくなくて「美味しい」とウソをつきました。
喜んだ彼女はそれから毎回、料理を食べさせとします。
それが苦痛なので、正直に「料理があまり美味しくない」と彼女に言うべきでしょうか？

【回答】
恋人に対して嘘をつくことは、関係の信頼性を損なう可能性があります。しかし、他方で、彼女を傷つけたくないという気持ちも理解できます。このような場合、以下のアプローチが考えられます。

1.優しくフィードバックを伝える: 彼女の作った料理があまり美味しくなかった場合でも、優しくフィードバックを伝えることが重要です。具体的な食べ方のアドバイスや改善点を伝えることで、彼女は成長する機会を得ることができます。

2.共同で料理を学ぶ: 料理が苦手な彼女に対して、一緒に料理を学ぶ提案をすることも考えてみてください。一緒に料理をすることで、お互いのスキルを向上させるだけでなく、楽しみながら絆を深めることもできます。

3.正直に話す: 長期的に関係を築くためには、正直さが重要です。優しく、思いやりを持って彼女に料理の味について話すことも検討してみてください。しかし、彼女の感情を傷つけないように注意して伝えることが大切です。彼女が努力をしていることを認め、料理の味だけでなく、彼女自身の魅力や他の長所にも言及すると良いでしょう。

最終的には、お互いのコミュニケーションと相手への配慮が重要です。嘘をつくことで問題が解決することはありませんので、適切な方法で彼女と対話し、共通の解決策を見つけることをお勧めします。

【感想】
今回は一般論を捨て、個人的な意見で突っ走りたいと思う。
彼女の料理を「美味しい」と「やさしいウソ」を一度ついたなら、もう後戻りしない。
苦痛だろうがなんだろうが、「あまり美味しくない」と言わずに食べ続ける。
楽観的に、前向きに考える。
彼女が料理の回数を重ねるうちに、上手になり、美味しくなっていくだろう、と。
それを楽しみに、期待しながら食べ続ける。
これは一般論ではなく、「私ならこうする」ということで。

ただし、実は、私ならこのルートは通らない。
彼女の作った料理を初めて食べた時に、私なら、「あまり美味しくない」と正直に言う。
「やさしいウソ」はつかない。
もちろん、言われた彼女は傷つくだろう。
でも、先ほどと同じ考えで。
楽観的に、前向きな考えを彼女に伝える。
「料理の回数を重ねるうちに、きっと上手に、美味しくなっていくから、それまでずっと君の料理を食べつづけるよ」
もう一度。これは一般論ではなく、「私ならこうする」ということで。

同じようなことで、女性がつく「やさしいウソ」もある。
彼から好みでない物をプレゼントされた時、「ありがとう」と笑顔を作り、うれしそうに受け取る「やさしいウソ」。
たぶん、この「やさしいウソ」をついた経験のある女性はかなりいるだろう。
この場合に、後になって「実はうれしくなかった」と言う女性は、たぶんほとんどいないと思う。

恋人たちは「やさしいウソ」をつくべきか？
一般論で言うところの正解はないと思う。
私は楽天的に、前向きに考えたいほうだから、「やさしいウソ」はつかないほうがよいと思っている。
でも、そうでない人には、また別の考えがあるだろう。
人それぞれだ。それでよい。

ただし、もし「やさしいウソ」をつくなら、その先のことも考えておく。
そのウソをいつまでもつらぬき通せるのか？
いつか、正直に言わなければならない時があるのか？
そういうことをちゃんと考えおくことが大事だと思う。