【質問】
「愛情は言葉ではなく行動で表現される」
どう思いますか？

【回答】
私はこの主張に賛成です。愛情は言葉だけではなく、行動を通じて表現されるものだと考えます。愛情は感情的なつながりや深い関心を示すだけでなく、相手に対する思いやりや支援を具体的に示すことも重要です。

言葉は愛情を伝える一つの手段ですが、それだけでは十分ではありません。言葉は口先だけで言われる場合もありますし、時には空虚な約束や言葉の裏とれる場合もあります。一方、行動は直接的で具体的な表現方法であり、相手に対する愛情や思いやりを実際に示すことができます。

例えば、日常生活での支援や助け、相手の感情に寄り添うこと、思いやりのある行動や優しさなど、愛情を具体的に表現する方法はさまざまです。行動は相手に対する真剣さや誠実さを示すこともできますし、相手が困難な状況にあるときに力になることも可能です。

ただし、言葉も愛情を表現する手段の一つであり、適切に使用することは重要です。言葉による愛情表現も有効であり、相手に対して思いやりや励ましのメッセージを伝えることができます。しかし、言葉だけでなく、それを裏付ける行動があることで、より強固な愛情表現になるでしょう。

総じて、愛情は言葉と行動の両方によって表現されるべきだと思います。言葉だけでなく、行動を通じて相手に自分の愛情を示すことで、より深い絆を築くことができると考えられます。

【感想】
恋愛は、「信じる」ことから始まる。
相手の言葉を「信じる」ことから始まる。

例えば「愛している」と告白された時に、
その言葉を信じることから、恋愛は始まる。

ただし、
「愛」を語るなら言葉だけでもよいが、
「愛情」を語るなら、言葉だけではなく行動も必要だ。
言葉だけの「愛」を、行動という「愛情」で証明しなくてはならない。

だから、冒頭に例として書いた、
「愛している」
という言葉自体は、実はあまり意味がない。
「愛している」という言葉を行動で証明して初めて、意味を持つから。

そう言いつつも、
前回でも取り上げた尾崎豊の『I LOVE YOU』を聴くと、
「I LOVE YOU」
という言葉が、切なくもどこまでも心の奥底を震わせる大切な言葉であることがわかる。

つまり私たちは、
「愛情は言葉ではなく行動で表現される」
ということを思いつつも、
「愛している」
という言葉を信じる。

そういうふうに出来ている。
それでよいと思う。