back numberがいるから”私は冬が好き”

皆さんは「冬」好きですか?

寒くなると「back numberの季節」だなんてよく耳にします。
街中でも「クリスマスソング」を聴くことが増えます(うれしい)。

年がら年中365日一日も欠かすことなく毎日back numberの曲を聴いている身としては「back numberの季節は冬だけじゃねぇ!!」と思わずにはいられないのですが、それでもやっぱり、back numberという単語や、曲を耳にする機会が増える季節は嬉しいものです。

ではなぜ、春よりも夏よりも秋よりも
特に冬がback numberの季節といわれるのでしょう。

私がback numberというバンドの存在をきちんと知ったのはクリスマスソングがきっかけでした。
私だけじゃなく、そういう人はたくさんいると思います。
今もライブでこの曲のイントロが聴こえると、どの曲よりも高い声で歓声があがります。
back numberの代表曲のひとつですね。

そして私が愛してやまない「ヒロイン」。
「西藤公園」も、「思い出せなくなるその日まで」も
語るうえで欠かせない冬の名曲たちです。

唐突ですが、”私は冬が好き”じゃないです。

子供達にはサンタクロースがやってくるし
大切な人がそばにいる人はあたたかそうだし
イルミネーションは、幸せそうなカップルを照らすためだけに
光っているような気がしてしまうし。

寒いと、寂しいが加速して
”ただ冷たくて邪魔くさいだけ”と思ってしまいます。
暖房をつけたり、毛布にくるまったり、
身体はなんとか温められても、
心をあたためるのって、自分一人では難しいような気がしてしまうんです。

だから冬は(※冬も)back numberが必要なんです。
back numberの曲には心をあたためる力があるんです。
歌詞に強く込められた「誰かのことを大切に想う心」「好きだと想う気持ち」が
暖房や毛布とはまた違う、あたたかな生姜とはちみつを飲んだ時のような
内側からじんわりぽかぽかするあたたかさがあるんです。
「告白したぜ!付き合ったぜ!俺ら今日からリア充だぜ!」みたいな曲たちじゃなくても、片想いでも「ただ切ない、寂しい」だけじゃなくて、その中に確かに灯る暖かな火があるんです。

まるで、「かまくらの中で灯る焚火」みたいですね。
まさに”寒さが心地よくて…”とはこのこと。かもしれません。
雪を溶かしてしまうほどの熱さじゃなくて
寒さ(切なさ)と混ざり合うようなぽかぽかしたあたたかさを求めるから
back numberの曲を聴きたくなるのかな、なんて思ったりしています。

そう思うと、冬という季節にback numberが求められているなんて
なんだか誇らしく感じてしまいます(←関係者ですか?)

人肌恋しい、という気持ちを、歌で救ってくれるなんて。
やっぱりback numberはすごいです。

"私は冬が好き"じゃありませんでした。

でも、back numberの曲で心があたたまる瞬間は何よりも幸せだから

”私は冬が好き…♪”になりました。

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