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不良になれない学生時代

タイトルからしてお前は学生時代不良になりたかったのか?
そんな質問が来そうだがそうゆう事ではない。
今回は思春期を迎えた学生の中に不良になりたくても
行動に移せない人に実体験を交えて執筆しよう。

中学に入学すると思春期に入り親に反抗することもあると思う。
その反抗心が肥大化するといわゆる不良に生まれ変わるのだ。
先生たちに反抗し酒やタバコをステータスとする哀れな人種である。
当時私の周りにもその不良という人種が数名だが誕生していた
そして授業中に先生たちをからかい学校生活?を過ごしていた
とくに不良に対して憧れや楽しそうだなと感じることはなかったが
やっぱり私も思春期なので反抗心は持っていた。
不良には変化しなくても学校生活に対する不満や
世の中に対する疑問などが大きくなっていった。
いわゆる私もこの記事のタイトルの一人なのである。
当然不良にならず学校を卒業はしたのだが
こんな私でも一時的に不良になれる時間があったのだ。

甲本ヒロトと出会った中学時代

中学のいつの時期か覚えていないが母からの勧めで
THE BLUE HEARTS と出会ったのである。
そしてそれが、ボーカル甲本ヒロトとの出会いでもあった。
大人気曲のリンダリンダ終わらない歌が有名で
そこから私はTHE BLUE HEARTSのトリコになった。
学校から帰ると真っ先に聴いたし
中古のCDを買い集めたりしていた。
本当に夢中になっていたし幸せな時間と言っても過言ではない。
なぜそこまでトリコになったのかというと
甲本ヒロトの哲学者のような人間性
ストレートな歌詞
そして一番の理由としては
私の、学校・先生・親・クソみたいな世の中に対しての歯痒さを
ヒロトが代弁者として曲の中でエネルギッシュに歌っていたからだ。
そしてBLUE HEARTSを聴いてる間は自分が不良になっている気分になる。
何もかもうまくいきそうなそんな気がした。
現実では反抗できない自分が
その時だけは反抗できるようなそんな気持ちにさせてくれたのだ。
正直なんでもストレートに言う私の性格は
BLUE HEARTSから影響を受けている部分もあるだろう。
当時彼らと出会っていなければもっと真面目な人間になれたのか?
なんて考えることもしばしばある。
だけど、彼らに出会えて今の私があるとこれだけは言える。
本当に中学時代の心の支えであった彼らには感謝してもしきれない。
私もヒロトみたいな人間になれたらなと思う。

それではまた

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