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元祖平壌冷麺屋note(245)

娘の学校の課題で、生まれた時からいまに至るまでのことを、家族や知人にインタビューしてまとめるというものがあり、

冬休みには生まれたときのこと、そして今回は1歳から3歳のことを調べるということだった。

今回のインタビュアーは、父であるワタクシ。娘が終日、冷麺屋にいる日でもあったので、お店にちなんだことを主として話した。

<いつもニコニコ笑顔で、冷麺が大好き。お店では楽しく歌ったり踊ったり、お手伝いも頑張っていて、卵をむいたり、お箸の補充をしたりしていました。お客さんたちにも可愛がられて、よく看板娘と呼ばれていました。>

その日の夜には「何か手伝うことあるかな?」と自ら聞いてきて、テーブル拭きをお願いしたら、お客さんに「本当に賢いね、能力もすごく高いわ」と褒められていた。

タンドリーチキンのお店で、お互いの名前を教え合った。チャンはベンガル語で「月」を意味するらしく、マイネームイズ、「ムーン(チャン)・ハッピー(シュキ)」という風に覚えられた。月光仮面みたい。

常連さんに勧められていた「福田村事件」、覚悟して、ようやく観られた。100年前の出来事でも、他人事でもない、戦慄の不協和音。

日本の映画で、あの事件が語られたこと、その慚愧と、後悔と、犠牲者たちへの謝罪の念を後世に伝えようとしていることだけが、「望み」と言えるかもしれない。

そのあと、すぐに推してくれた常連さんがご来店したので、感想をお伝えしたら、「ドイツでは戦後教育が進んでいて、このような作品はたくさん生まれているけど、日本では珍しいよね。俳優たちは、ほとんどボランティアで率先して、立候補したらしいよ」と教えてくださった。

休日には、柿内正午+Ryota「雑談・オブ・ザ・デッド」読了。

4年前「ゾンビ映画大マガジン」「ゾンビ論」など、ゾンビ関連本やゾンビ映画を意識的に読んで、観た。 だからこそ、ゾンビ指に引っかかった本書。

ロメロのゾンビ映画と同じ6回に分けて行われたゾンビ映画対談の記録。 面白過ぎて、死んで蘇った。

そこで、オススメされていた「リトル・モンスターズ」観了。

ライフイズビューティフルのように、子どもを守るための嘘という設定で泣けない訳が無い。スクールオブロックのような型破りなにわか教師が、あつくない訳が無い。

ルピタニョンゴがひたすら尊く、テイラースウィフトのウクレレが心に響いた。小さなダース・ベイダーが最高だった。



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