読書とわたし( 2012年4月21日 )【 エッセイ 】
「 一杯のカクテルが人の人生を変えることがある。 」というのは、とある小説の冒頭の文ですが、「 一冊の本 」が人の人生を変えることもあるのです。
私には小5の頃に、たった一人で無人島に漂着した経験があります。頼るべきものもなく、毎日が死ぬか生きるかのサバイバル生活を送ったのです。強烈な体験でした。
きっかけは、担任の「面白いよ」という一言と、私の前に差し出された一冊の本。それは、ポプラ社の少年少女文学館シリーズ「 ロビンソン漂流記(デフォー作) 」といい、その本のずっしり