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元祖平壌冷麺屋note(232)

冷麺屋は遅めの夏休みで3連休。

家族旅行で、ほぼ恒例となっている、近くて遠い大阪のUSJへ。

出発の日は、ほとんど始発に近い電車に乗ったのに、座席が埋まっていたことに驚いた。

旅のお供本は「地図と拳」「代わりに読む人 創刊号」「小説版 韓国・フェミニズム・日本」の3冊を選び、パークの開演待ち、パーク内でのアトラクションや会計待ちでは「地図と拳」に絞った。

人気アトラクションだったスパイダーマンやジョーズが来年にはなくなるので、乗り納めとなった。

6年前には、ジョーズにしか乗れなかった娘が、スパイダーマンに乗れるようになったけど、同じ身長制限のハリーポッターでは、門番に止められてしまったので、今年もバタービールを飲んだ。

パレードで、マリオやポケモンたちが踊っている中で、ダンスの振り付けを本気でしている一般のおじさんに釣られて、娘と手を繋いでダンスに参戦したけど、照れに負けて引き返した。中途半端が一番恥ずかしいけど。

さよならスパイダーマン企画の、等身大スパイダーマンの前に並んで、スタッフに息子さんと記念撮影をしてもらっていた、ノリのいいお父さんが「サイコーです!」とスタッフにお礼を言っていたのが、最高だった。

お土産にスパイダーマンのTシャツを買って、ショップの外で、娘のトイレを待っていたら、先のサイコーパパがやって来て、「息子と二人で写真を撮りたいので、シャッターをお願いします」と頼まれ、撮影した後に「どうですか?」と聞いてみたら、「サイコーです!」と返ってきたので、思わず「ありがとうございます」と、こちらがお礼を言ってしまった。

妻と娘がキティちゃんスタジオに入っている間に、キティちゃんチュロスを買って、二人を出口で待っていたら、外でパフォーマンスをしていたキティちゃんとスタッフたちが、キティチュロスを持った自分の隣を通り過ぎる際に、「ありがとう」と手を振ってくれたので、完全にキティファンのおじさんと思われてしまったようだった。

マリオワールドには、入場制限で、しかもスタッフの誘導で整理券をゲットしたつもりが、完了できていなかったため、入れなかった。

キノピオカフェを楽しみにしていた娘が泣いてしまうかと心配したけど、スヌーピーのカフェに行こうという代案をすんなりと受け入れていて、大人だと感じた。

おさるのジョージの、上映とパフォーマンスでは、ジョージが現実に飛び出してくる仕掛けで子供たちは大喜びしていた。(毎回、一人は怖いと泣いているけど)

娘は健気に、ジョージの実在を信じているようだったけど、ボクが「ジョージとサヨナラするシーンで、ちょっと泣きそうだったよ」と感想を話したら、「パパは大人でしょ、泣かないでしっかりしてね」と諭されたのだった。

終日、娘がニコニコ笑顔で嬉しそうだったことが、何よりだった。娘がいつも楽しそうだから、一緒にいると、いつも楽しい。

楽しいから笑うのではなくて、笑うから楽しい。これからも、娘がたくさん笑えますように。

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