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元祖平壌冷麺屋note(143)

休日は、朝イチでカサノバデンタルクリニックで、歯の治療。院内BGMがアル・グリーンだったので、奥歯に突撃するドリルはホットだけど、気分は最高にクールだった。

ドニエでモーニングを頼んだ後に、歯科で、歯の治療後30分は食事を控えてください、と言われたことを思い出した。その事を伝えて、アイスコーヒー単品に変更したら、ウェイトレスさんが気をきかせて、アイスコーヒーの20分後にトーストを提供してくれた。

「ボルダリング入門」と「中野正彦の昭和九十二年」を交互に読み進めた。

隣席の、洋服の素敵なおじさんが、歌手の丘みどりと、力士の琴ノ若の眼が似ている説を展開していた。丘みどりを見ても琴ノ若を連想しないけど、琴ノ若を見たら丘みどりが浮かぶそうだ。

3回目のボルダリングへ。先週の課題がクリアできて嬉しかった。Aさんのレクチャーで、上級者用の課題を二つクリアした。これで垂壁は、ほとんどコンプしたことに。スタンプカードもゲット、次回で初級者コースを履修できるかも。

御用ランチ、黒鯛の野菜あんかけ。本日の雑学は、アインシュタイン、不惑の時に浮気が原因で離婚した彼は、ノーベル賞で慰謝料を払うから、と有言実行を果たしたということ。

返礼に、相対性理論の簡単な説明を披露。

「ストーブに一分間手を当てたら一時間に感じるけど、可愛い女の子と一緒にいたら一時間が一分に感じる。それが相対性理論だ」(アインシュタイン)

それから同理論を視覚化した映画「インターステラー」をオススメした。先週は「インセプション」の話になったけど、それが伏線だったのかも。

市民図書室で、本を返却。司書さんと、闘う作家の話になり、今読んでいる小説の発禁の経緯について意見を交換した。

そして、ノンフィクションライターのNさんの話になった。Nさんは先日、冷麺屋さんにご来店されたのだった。

社会悪を告発し、本当のことを暴くことで、世界は良くなるかも知れない。だけど、作家の生活が何者かに脅かされるかも知れない。そのことを悩んでいるように見えた。

読者は、傍観者なのだろうか。それとも、当事者なのだろうか。「ヒロアカ」の主人公のように、行動派オタクになるべきだろうか。

夜の日記は、内省的になりがちだ。






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