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元祖平壌冷麺屋note(220)

娘の誕生日。妻が深夜にバルーンの飾り付けをしてくれて、早朝5時に起床。プレゼントの準備をする。

娘は6時頃に起きて、妻がプレゼントを手渡した。リクエストの「推しの子」の衣装。着替えてから、記念撮影。

それから、メッセージ付きの、ポケモンのバースデーケーキを食べながら、娘に名前の意味についての話をした。

栞(かん 간)と虹(ほん 홍)で、カノンになることや、7日(七色)の2時(虹)20分に生まれたこと。栞は道しるべ、虹は架け橋の意味があること。

数日前の夜に、娘が「名前を変えたい」と妻に話していたので、「今がその時」と感じたためでもある。

習い事の時間まで、少し仮眠を取ろうと横になっていたら、娘が「パパママへ」と書かれた手紙を渡してくれた。

「ぼくのおいわいありがとう。ずっと大すきだよ。かのんより」

絵画教室まで、まだ時間があったので、神戸青年学生センターへ立ち寄った。

深沢潮さんの新刊と、アサノタカオさんのブックレットを400円で購入。受付の、フランシス大和さんに、再来週の斉藤真理子さんの講演の確認をする。

自転車で教室へ向かう道、娘にも、韓国文学を日本語に訳している翻訳家の講演があることを話したら、「ぼくも行きたい!韓(国)と(日)本でかんほんだから、カノンだね」とかえってきたので、びっくりした。

秋晴れの下、「虹の架け橋が、となりの国同士で繋がったら素敵だね」と話し合った。もうこんなに成長したのか。

娘が生まれた、8年前の真っ青な空と、同じ秋空だった。

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