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元祖平壌冷麺屋note(238)

神様はいるの?いないの?
オニは?
カッパは?
サンタクロースは?

信じていれば 本当?
信じていなければ 嘘?

小2の時に、学校から帰ってきて玄関口でオモニに「サンタさんは、アボジとオモニなんでしょ?」と訊ねたら、「そんなことないよ、本当にいるよ」と笑いながら返事がかえってきたのに、その後、泣きながら反論したら、本物のサンタは来なくなってしまった。

同じ年になった娘が寝る前に「サンタさんってパパなの?」と訊ねたので、いよいよその質問が来た、と思いつつも、「うーん、なんでそう思うの?」とまずは聞き返した。

自分の時は学校の友達がそう話していたのを真に受けたのだったけど、娘は、youtubeでそのような動画を見たとのことだった。

サンタさんってすごく忙しいよね、当日の衛星の映像を見たことがあるけど、世界中をものすごい速さで飛び回っていたんだ。それで、どうしても直接、お家に行けない時とかは、その子の親に代わりを頼むこともあるんじゃないかな、と話した。

そして、アッパは小さい時にサンタさんを信じなくなったら来なくなっちゃったことを伝えて、娘の好きな絵本の、ある文を思い出しながら、サンタさんも、神様も、妖怪も、信じていれば、いるし、信じなければいなくなるんだと思う、と話した。

娘は、その答えを気に入ったらしく、昔はたくさん妖怪もいたのに、どうして今は現れないの?と質問されたので、昔は、電気がなくて夜は月の光以外は真っ暗だったから、多くの人が怖がって妖怪を信じていたんだよ、きっと。

だから、鬼や、カッパもよく登場したんじゃないかなあ。

娘は、昨年、サンタさんに書いた手紙を、灘区役所にやって来たフィンランドのサンタクロースに「読んでくれましたか?」と聞いたのだった。

今年も、娘のもとにサンタクロースが、無事にやって来ますように。

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