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元祖平壌冷麺屋note(177)

登校時、下級生が足を滑らせたので、抱え上げた。その路を娘が重ねて通ろうとしたので「危ないよ!」と注意を受けて、少しいじけていたのが、かいらしかった。

「ごろごろ、神戸。」を貸している、ママ友さんに「イエローサブマリン」の栞を頂いた。めっちゃ嬉しい。ビートルズファンなのは、バレバレのようだったけど、春樹の新刊の重要ワードとリンクしたのが、驚きだった。

小雨の中、ウィーオーリービーナ、イエロサブマリン、と唄いながら帰り、黄色い潜水艦の栞は早速「会社員の哲学」に挟んだ。

妻と星乃珈琲店でモーニング。妻に、深夜から明け方までに書き上げたエッセイを読んでもらう。

いよいよgigi marcheの最終日の現場へ。親バカを丸出しにして、娘の作品と、妻の作品を購入。

羊のオブジェを展示している作家さんと、少し会話する時間があったので、ホラー映画「ラム」を観た話をしたら、その作家さんの携帯待ち受け画面が「ラム」そのものだった。すごい。

行きつけのお店のオーナーさんやスタッフさんが、次々と来てくれて、娘の才能を買っている友人が、紳士然とやって来た。娘の作品と、野鳥の会に入りバードウォッチャーでもあるので鳥のブローチを購入して、颯爽と去っていった。後ろ姿がアル・パチーノのようだった。

もう一人の友人は仕事中にも関わらずトラックで、横道を通り過ぎながら手を振ってくれた。カムバックしたパチーノ氏と笑いながら、見送った。それから、パチーノ氏に、エッセイを読んでもらった。

御用ランチ。先日、マルシェへスタッフさんたちが来てくれたので、お礼を伝えたら、妻の可愛さが尋常じゃない、と絶賛し通しで、美魔女ながら、居酒屋のおっさんのようなテンションだった。

まや図書室の司書さんにも、エッセイのプリントアウトしたものを読んでいただく。ベレノアールで一服して、学研に行ったはずの娘を迎えに行くと、外でポツンと座って本を読んでいた。

臨時休講だったのを失念していて、ひとりで待っていたのだった。ごめんね。大丈夫だよ。と答える娘の声が、たくましかった。マルシェで二日間、半日、お店に在廊して、作家さんにもお客さんにも褒められ続けた娘は、ひときわ成長したようだった。

半年前に、N新聞の編集長から勧められていた、新人文芸賞のエッセイ部門に作品を応募した。ピッタリ1000文字。1年前から続けている、この公開日記のようなものが、下準備となったようで、良かった。継続は力なり。

ふた晩、ほとんど眠れなかったので、少しだけ眠い(スピッツの声で)



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