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元祖平壌冷麺屋note(65)

一週間前に連絡をくれた東京の従兄弟が、会社員を連れて冷麺屋に来てくれる予定だったのだけど、新幹線が運休となり、あえなくキャンセルに。残念。

本スキー仲間が来店。読書つながりであるだけに、毎回、お土産に本をプレゼントしてくれるのが嬉しい。嬉しいのだけど、頂いた本たちは、5年前くらい前から積ん読状態で嬉しい悲鳴。

終業後、昨日から神戸入りしているKさんと、<膳>にて、水面下の草の根日朝会談。

アボジと川西マスターが加わり、重い直球(川西マスター)と、関西風ノリの変化球(アボジ)が飛び交いKさんは防戦一方となりながらも、マシンガン、否、マシンリョンの速度で、ひたすら北上、共和国愛を語っていた。

二次会は、たまたま冷麺屋一族が集まっていた餃子亭へ。心の故郷は平壌です、と語るKさんの瞳がキラキラしていた。

教員時代は、朝鮮新報の連載「ストレンジャーinピョンヤン」を愛読していたので、その言葉に偽りのないことがよく判った。

好きなことを好きと言う。面白いことを面白いと伝える。その当たり前なことを、当たり前のように語り合えることが、こんなに楽しいなんて。

すでに国境はない。

長田の夜は、平壌の夜と繋がっていたのだった。

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