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無念の敗退。でも、その思いこそが次に繋がる秘訣なり。

無念の敗退を価値ある出来事へ。悔しさを成長のバネにしよう!


先日行われた世界水泳もしかりですが、現在行われているブダペスト世界陸上においても日本人選手のメダル獲得が思うように出来ていないようです。

「世界のレベルは高い」ということなんでしょうが、それ以上に持って生まれた身体能力の差があるのかも知れません。

もちろん、幼少期からの鍛錬、トレーニングに裏付けられたスキルやテクニックこそ大事だとは思いますけどね。

それでも、ラグビーやサッカー、野球といった球技とは明らかに異なるスポーツだと痛感します。

そんなブダペスト世界陸上で、去る20日(日本時間21日)、女子1500メートル準決勝が行われ、日本のエースである田中希実選手が決勝進出目指して出場しましたが、残念ながら最下位、無念の敗退となりました。

試合後の彼女のコメントを目にしましたけど、印象的だったのでシェアします。

自分が支配するレースができない。いろいろ試しながらやってきたけど、全部自分のためのレース。井の中の蛙のレースだった。いざ世界でやると、引き出しのある選手の中で実力を出せない。

気持ちの部分が大きいけど、技術で特に劣っていた。海外選手の方がラストを持っている。私が動きに出るとすぐに反応される。その時点で自分の流れにさせてもらえない。そこを制する力をつけていないといけない。

実力が横並びで2人に1人となると、怖気づいてしまう。世界のレベルが上がっているのもある。自分で最初からいくという肝の据わったレース、絶対的な自信が必要。もっと力をつけて最初からいって押し切ること。横に並んだ時に押しのけられる。本当に押すのはよくないけど、押し返すくらいの気持ちが必要。


いやいや、凄いコメントですよ。

先ほどは軽々に「持って生まれた身体能力の差」なんて書きましたけど、ほんと、大変失礼しました。

この悔しさ、この分析力があれば、いずれ結果に繋がると思いましたね。そして、将来の結果に繋がることで、無念の敗退が価値あるものになるものです。

「悔しさ」こそが成長のバネになる。

ほんと、私は自分自身の経験もふまえ、そのように常々思ってますいますので。

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