これまでタブーであったライバル同士が手を組む事態に発展している要因とは?
生き残るために、これまでのビジネス慣習をリセットするということ!
昨日の夕方にネットでニュースで流れてきたニュース記事に目が釘付けとなりましたけど、はい、現代社会にあってはこれまでのビジネス慣習が通用しないということなんですね。
そのニュース記事とは、コンビニエンスストア国内2位のファミリーマートと3位のローソンが商品の共同配送を始めるという内容です。
早速、今月の11日から東北地方の一部地域で配送トラックを使った冷凍食品の配送を始めるとか。
そういえば、先日NHKニュースでは、全国のトラック運送業者でつくる団体が会員の事業者の経営状況を分析した結果、なんと57%が赤字となっている、そんなニュースがあったことを思い出しました。
我々の建設業界もしかりですが、多層取引、つまり元請がいて、一次下請、二次下請(孫請け)・・という構造になっていると、末端で車を走らせている運送会社は利益なんて出ない仕組みとなっているんです。
下請会社の経営状態は厳しいですよ。
その上、物流の「2024年問題」、つまりトラック運転手の残業規制が強化されれば、物流トラブルに拍車をかけるのは明らかです。ほんと、これからわが国の物流はとんでもないことになりそうですよ。
経営難に2024年問題で多くの物流会社が破綻すれば、わが国の経済に与える影響は計り知れないものです。
だからこそ、こういった未曽有の事態に対して、これまでタブーであったライバル同士が手を組む事態に発展しているんです。
凄くないですか?
いやいや、凄い時代になってきているんですよ。
まさに生き残るために、これまでのビジネス慣習をリセットするということです。
そうそう、多くの会社が厳しい経営を余儀なくされている時に、こういったことを言われても・・と怒りの声も出てきそうなのがコレ。
正しい経済成長、活発な生産活動があって、そして賃上げなら全然オッケーなんです。でも、エネルギーコスト、流通コスト、そして人手不足によるコストアップ・・そんなインフレでは先行き経済に期待なんて持てませんからね。
まさに「悪いインフレ」の典型ですよ。
でもね、政治に期待も依存もすることなく、自主自立で歩むことが肝要なんです。だからこそ、これを教訓とするべきでしょうね。
生き残るために、これまでのビジネス慣習をリセットするということ!
はい、そんな決意の朝ですよ。
おまけの写真は出張先での朝食紹介です。奄美大島のサンフラワー・シティホテルさんですが、この手作り感溢れる朝食メニューに癒されますね。
あっ、でもね・・私の大好きな味噌汁がとっても浅いお椀で出てくることは残念。苦笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?