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駐車料金であっても作動手数料の非課税ってどういうこと?

国としての施策にはメリットとデメリットの検証・共有化が大事です。


駐車料金の話です。

都内でよくある路上パーキング。私と営業で東京のスタッフと同行するときは時々利用しています。

車を停めて、300円入れて60分以内駐車する、という仕組みです。確か時間をオーバーするとパーキングメーターがチカチカして、運が悪いと切符を切られてしまいます。

また、パーキング・メーターではなく、パーキング・チケット発給設備が設置されているところもあります。同じように先払いをして、発券されたパーキング・チケットをフロントガラスの内側の見やすい位置に貼り付ける、そんな仕組みですね。

でも、これらは駐車料金ではないんです。

はた迷惑なインボイスが10月から導入されて、既に2ヶ月が経過しているのでご存知の方も多いとは思いますけど。

では、知らない人のために・・駐車料金でなければ何なの?ってことですが、これは「作動手数料」なんです。

目的は駐車だから駐車料金であるべきなのに、作動手数料なんですよ!?

いやいや、驚きますよね。しかも、非課税取引なんです。

そんなの知るか!?って感じですけど、

「あれっ?インボイスの登録番号はないんですか?」って、ほんと経理は混乱ですよ。

それ以外にも、税込3万円未満であれば公共交通機関は領収書がなくても仕入税額控除はできるけど、飛行機はダメだとか。

自動販売機やコインロッカーなども領収書がなくても仕入税額控除はオッケー。まぁ、領収書もらいようがないですけどね。

そんなこんなで事務が大変なインボイス。やっぱり傍迷惑以外の何ものでもないですね。

「不明な点があれば国税庁や税務署に尋ねてくれ!」と言ってますが、全国から問い合わせも多いと思うので、ほんとお役所の担当者も大変だと思いますけどね。

そして、来年からは電帳法も・・って、これ以上はやめときましょう。

いずれにしても、今般のインボイス導入によって、どのようなメリットやデメリットがあったのか、しっかりと検証して共有化すべきだと思いますね。


おまけの一枚は上空での一枚。鹿児島から奄美大島に向かうフライトでしたが、やっぱりこの眺めは最高ですね!笑

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