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イスラエル巡礼旅10🇮🇱最終話 ゲッセマネの祈り

2023年6月にイスラエルを巡礼したときの日記です。写真は文章の後に載せています。

りこうさぎの巡礼旅から約四ヶ月後の今、イスラエルで起きていることを思うと心が痛みます。
今悲しんでいる人、苦しんでいる人に神のご加護を、そして一刻も早くイスラエル、パレスチナ、ガザ、全世界に平和が訪れることをお祈りします。


イスラエル巡礼の最終日、イエスが血の汗を流して祈られたゲッセマネの園に行きました。夕方にベン・グリオン空港に到着するまでの時間がたっぷりあったのでエルサレムの嘆きの壁ももう一度訪れました。

嘆きの壁で泣きながら祈る人たち、壁に手を当て一生懸命祈る人たち、ゲッセマネの目の覚めるような美しい色のオリーブの木々。今思い返しても心を動かされるエルサレムの光景。あの日、エルサレムでは厳かで静かな時間が流れていました。


憎しみを捨てること、怒りを捨てること。もっと自分の意思を表現することを恐れないこと、過去の痛みを思い出すよりも今を生きること。誰かが自分を見たときにアドナーイやイエスのことがわかるように、いつも心を輝かせること。
巡礼の旅でイエスの足跡を辿りながらそのことを強く教えられました。
今回の巡礼では多くの人と会話することはなかったです。一期一会を通してイエスの教えを反芻し自分の心の洗濯と成長を実感する旅でした。

アドナーイがこの世界や人をお造りになったとき「トーヴ(ヘブライ語で「良い」の意味)」とおっしゃった。
人は蛇に騙されてアドナーイから離れ、悪魔の業の「盗み、殺し、滅ぼし」を何千年も延々と繰り返す。今日も悪魔が人をそそのかし、人は互いに憎み殺し合う。

アドナーイの御子イエスが人のかわりに罰を受けるために十字架で処刑された。その後復活したことにより、イエスが諸悪の根源を全部断ち切ってくれた。
諸悪の根源のサタンは霊の世界ではもう倒されている。
今地上では霊の世界のことが実現途中。

未来に地上で起こることは聖書に書かれている。
これから起こる戦争も災害も飢饉も聖書で預言されている。

もしこの世界の全ての人が怒りや憎しみを捨てることができたら。
全ての人が他者を赦すことができたら。
そのときはこの世界から悲しみや争いがなくなるかもしれない。

まずは自分が変わらなきゃ。
怒りや憎しみをイエスの血で洗ってください、全ての悪い思い出を洗い流してください、人を赦す強さをください、そうアドナーイお父さまにイスラエルでお祈りしたあの日。
あの日から自分が変わり、新しい自分になった。

いつかなくなるこの地上の世界で成功するとかお金持ちになるとか、そんなことはどうでもいい。

いつかまた、イスラエルを巡礼することができるように。
そしていつか、黙示録で預言された「新しいエルサレム」に行くことができるように。
これからもイエスと一緒にずっとまっすぐ歩いていく。
アドナーイお父さまが道をまっすぐにしてくれるから。


最後まで読んでくれてありがとうございます。
イスラエルの綺麗で素敵な写真を今回の note にもたくさん載せました。
美しい自然や建物、厳かな場所、綺麗なガリラヤ湖やビーチ、華やかな街並に自分らしく生きる人々、そしてイエスが人間として生きられたイスラエルはまさに特別な場所です。
パレスチナも訪れてみて、壁の存在に圧倒されながらもそこに住む一般の人の日々を一生懸命生きる姿や生活を楽しむ姿、素敵な笑顔が印象に残りました。

イスラエル、ガザ、パレスチナ、そして全ての地に少しでも早く平和が訪れることを心から祈り続けます。
シャローム!

この飾りを触って建物の中に入る習慣がイスラエルにあるみたいです。
嘆きの壁の入り口
写真だけ撮ってこちらの水は飲みませんでした。
写真に写していませんが、たくさんの人が壁の前で一生懸命静かにお祈りしていました。
何かのお祝いなのかユダヤ教政党派の衣装に身を包んだ方々が何人か楽器を演奏して歌って踊っているのを見ました。とても楽しそうでたくさんの観光客がそのお祝いよ様子を撮影していました。
ゲッセマネ、オリーブ山と聖書に出てくる地名が看板に書いてあるのを目の当たりにして嬉しいような不思議な気分になりました。
万国民の教会
ゲッセマネの園のオリーブの木。今でこそゲッセマネの園は心地よい風が吹く静かで穏やかな場所ですが2000年以上前は壮絶な祈りの場所でした。この場所でイエスが血の汗を流して祈り、アドナーイお父さまの杯すなわち十字架での磔を受け取ることになりました。

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