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SAKE Diplomaへ、いざ

試験やら引越しやらであっという間に過ぎていった5月。
WSET試験の結果は遅くとも4ヶ月後。。。
こんなにも結果通達が遅いとさすがに不安やドキドキも冷め、また忘れた頃に一喜一憂する羽目になるのだろう。

ワインの資格は正直、WSETを取った後は当分何も考えていない。
WSETを受験した理由は大きく2つ。
・ソムリエと学ぶ体系が違う
・世界標準のテイスティングと理論が学べる

実際に受験してみて、やはりこれらの点は大きく違った。そして、自分の性に合っていたのはやはりWSETの方だった。
Level3から始めたが、ソムリエレベルの知識があれば太刀打ちはできるレベルではあった。
ただ、学びの質が大きく異なるのでそこもまた人によって難しさの感想は変わるかもしれない。

なんとか合格していることを願うしかないが、ひとまずワインについては、後は独学、体験を通して知見を深めていくフェーズに入っていこうかと思う。
もしまた受験したいワインの資格が見つかればまたその時は学びたい。

さて、そんな自分が今回受験を決めたのがSAKE Diploma。
ソムリエ同様、簡単に言うと日本ソムリエ協会が実施する「ワインの日本酒と焼酎バージョンの資格」だ。
去年、ソムリエを受験していた当初もこの存在は認識していたが、何分興味が湧かなかった。
日本酒や焼酎は飲む分には好きだが、それをまた分厚いテキストを通して奥深く学んでいくには少し気が引けたからだ。
そして正直、その気持ちは今もあまり変わらない。
ではなぜこの度受験を決意したかというと、自分自身がライターとしてお酒のwebメディアで記事執筆を担当することになったからだ。

SAKECOMIというお酒のwebメディアで監修ソムリエとして活動させていただくことになったのがつい最近のこと。
そんな中、ワインはともかく日本酒やウイスキー、焼酎のことについて執筆しなければならないのだ。

そのwebメディアの中では、もちろんソムリエの資格を持っている人しかいないため、お酒全般について説得力に足る記事を書けるのは間違いない。
そのため、日本酒や焼酎に関する特定の資格(利き酒師やSAKE Diploma)を持っていない人でも日本酒や焼酎紹介の記事は書いている。

でもそれがどこか僕は嫌だった。
どうせ日本酒や焼酎の記事を書く機会が多いならば、よりコアな知識を持った人が書くべきではないだろうか、そして何よりそうした資格を持っている人が書いた記事の方が説得力があると。
誰がその記事を書いているのかなど、それほど気にしないという人も多いかもしれないが僕はそこを気にしてしまう。

今回の資格は今まで取ってきたものの中で、「純粋な興味」という点では少し劣ってしまう。
ましてや学生の頃とは違い、可処分時間もだいぶ異なるためより効率的に行う必要がある。
ハードルはこれまでで最も高いかもしれないが、今取っておけばかなりのステータスになるのではないかと思っている。

これからおよそ半年間の戦いになるだろう。

五月病などとへこたれている時間はなさそうだ。


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