浄玻璃鏡

基本的に「一粒万倍日」更新です。 仕事の繁忙期で座位で寝落ちしている等で更新が滞る事…

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基本的に「一粒万倍日」更新です。 仕事の繁忙期で座位で寝落ちしている等で更新が滞る事があります。 言葉に出来なかった事を綴って ほんの少しでも生きやすい世界になって欲しいと祈りを 同じ苦しみに救いを 「自我が崩壊するから反対です」と止めた主治医の言葉通りに陥るかも知れない

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  • 青天の霹靂~母。心臓弁膜症~

    突然告げられた母の「心臓弁膜症」の治療から回復迄を、娘の視点から赤裸々に綴ります。

  • 共犯者

最近の記事

最初で最後のヘアドネイション

人生初のヘアドネイションを今日してきた。 ヘアドネーションの為に髪を伸ばしている最中は 脱毛がひどくて まるで貞子のような髪の毛が 家中に落ちてしまうので ひどく 不評で非難され もう二度と ヘアドネーションはできないと思っている。 ヘアドネーションサロンではない 15年近くのお付き合いになる 美容師さんの サロンでのドネーションカット 。 ご迷惑をかけてはいけないと思い ヘアドネーションの毛束用のゴムまで買って カット方法もプリントアウトして お願い してきたら「準備がい

    • 術後ICUと新型コロナワクチン接種説明と朝の謝罪

       田井先生の説明の後、看護師さんからの看護面での詳しい説明も丁寧にあり安心する。その時に、院外でのこの県の感染拡大が再び起き始めている事や、県の発表の実質的な感染実態は、従来株から変異株の割合が増えている事等、術後懸念に繋がる事を話して、傾聴してくださったので、 言語化して話すことで、誰かに聴いてもらえるだけで、こんなにも心が軽くなるもののかと思って感謝した。 中途半端ですけれどm(_ _)m 後日加筆いたします!

      • 手術日当日

         手術当日。  起床時に偏頭痛の兆候があり、処方薬のロキソニン、マクサルトを服薬し、洗濯物等家事を済ませ、外出準備をする。  月に1度の不燃ごみの日と、週に2度ある生ごみの日が重なり、安易に、1度で全部済ませてしまおうとして、車で不燃ごみと生ごみを出し、そのまま病院へ行こうと判断した事が運の尽きで、生ごみステーションの車でごみ出し出勤勢とかち合い、道を譲る為にバックした時に、後方の安全確認と距離感が掴めたつもりでつかめておらず、持病の眠前の薬の影響が若干残っていた事に気付

        • 入院後&術前の説明

          ※短時間豪雨の後の増水した川に手帳を落として激しい水流で回収出来ずに流されてしまったので、正確性に欠ける部分が今後色々生じてきます。  母から電話があった入院翌日の説明を受けに病院に行きました。手帳を紛失したのと、別原因のお薬手帳を見せた発熱しているのに額のモニター検温機は脇下体温とは異なり平熱で病棟通過可能で、どういった内容だったのかの仔細は思い出せませんが、とても親切で丁寧な患者とその家族に寄り添う内容だった事は覚えています。  新聞や洗って来た洗濯物の受け渡しや、汚

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        • 青天の霹靂~母。心臓弁膜症~
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          いざ入院!

           入院がとても迅速に決まり、ああやはりこの病院は99歳の患者の手術をし、入院中に100歳の誕生日を迎えた事が地元のNEWSになった命を救う事が当たり前と考えている病院なのだなぁと心底安心して母を託せる病院だと思った。  入院当日、事務手続き迄の検温で私が引っ掛かるのではないか?とヒヤヒヤしながら発熱原因の病名自覚ある付き添いなのに額の検温は低い体温が出て通過したので、逆にチェック機能が緩くて不安になる。  事前連絡があった入院前のPCR検査を受けて陰性ならば晴れて入院となり

          いざ入院!

          いざ!!入院準備

           母の入院は、入学式、入園式の季節が少し落ち着いた頃だったので、DAISOに行くと、アイロン接着のネームシールが選び放題。この点はとても助かった。  汚れが目立たない色を二足揃いで買ったので、その分だけは、DAISOの左右入れ替わったら動物やマークと色違いになるので、ちんば(標準語の人にもわかるかなぁ)になっても、相方の靴下が見つかる物を、少し割高だけど、アイデアが秀逸でとても便利な予感。  母と2人で名前を書いていたら 「あんたらの子供の頃は、おはじきの1粒1粒に名前を

          いざ!!入院準備

          母を見殺しにするつもりだった、かかりつけ医と紹介状先病院

           令和3年4月7日 入院準備の為に、かかりつけ医に高血圧の薬を処方してもらいに行って戻って来た母は少し憤慨していた。 岩崎胃腸科内科の岩崎医師に 【もうそろそろ80近いから、治療を望まず自然に死んでもえわあね。そもそもあんたに処方しゆう血圧の薬は特別に取り寄せて処方している】 と患者である母に対して発した言葉を聞いて、既にハートセンター病院からの医療情報提供を受け取っていて手術する事が決まっている事を知った上で母に発せられた言葉だったので、私も医師にあるまじき言葉だと憤慨し

          母を見殺しにするつもりだった、かかりつけ医と紹介状先病院

          トントン拍子に入院手術日が決まる

           3月24日(水)おそらく午前診察の最初辺りの診察予約に間に合うように、病院受付をして診察科のある階の受付手続きをして待合室でほんの少し待ったら、診察室前で看護師さんの病院紹介DVD等のセットした映像を見て待つ。最初の予約の方が呼ばれたけれど未着だったので、すぐに呼ばれて診察室に入る。  川井先生は単刀直入に 「検査結果を見てカンファレンスした結果、全員一致で心臓がまだ十分元気なので、開胸手術の方が望ましいという結論に到りました。 開胸手術の場合(心臓血管)外科に担当が変わり

          トントン拍子に入院手術日が決まる

          命を救う医師達に希望を見出だす

           3月17日正午過ぎに病院駐車場に到着し、過日ERのB医師が予約を取ってくれた川井医師の午前中のおそらく最終予約時間に間に合うように再診受付を済ませて、診療科のある階に行き、母は、血圧測定をして、別室で体重等の測定を済ませて待合室で呼ばれるのを待つ。  受診室に入り、挨拶と問診を受け 川井医師「自覚症状はありませんでしたか?」 母『自覚症状は、強いて言えば、週2回プールで泳ぐと息が上がりやすくなった位です。 両膝人工関節手術受けてからも、リハビリの先生は50m上限と言われたけ

          命を救う医師達に希望を見出だす

          いざ!飛込み受診

           月が代わり、3月1日月曜日に母とハートセンターのある日本初の社会医療法人である近森会近森病院に行く。一般外来受診窓口と思い込み、ER救急車受け入れ口が見える方の再診窓口に間違えて行き 受付の綺麗な女性から 「初診なりますので、初診料が必要になります。本館の総合受付で受診手続きをして頂きまして、本館内での診察になります。かかりつけ医には当院から病歴等を問い合わせても差し支えありませんか?」 と言うサービス満点な案内を受け、かかりつけ医への病歴等問い合わせに同意して本館受付窓口

          いざ!飛込み受診

          ハートセンター病院受診迄の間

           2月17日夕方~2月18日の朝にかけて、風雪注意報が発令され、南国では珍しく雪が積もっていた。まるで、17日に紹介状先病院医師の言葉が、母の心を絶望の淵に追いやった為に起きたような悪天候だった。畑に降り積もった雪が数日後に迄残っていた。  私個人は、母が日曜市を出している関係で、母の申告をJA青色申告会の申告期日と時間帯指定が22日午前の指定時間迄だったので、夏休みの宿題をまとめてやる子供みたいに必死で仕上げていたので、畑に行けない状態になり、母は相変わらず週2回プールに通

          ハートセンター病院受診迄の間

          紹介状先病院にて

          ~令和3年2月17日~  かかりつけ医の紹介状と共に、事前予約済みだったけれど、移転後初、この病院に来た。  ・AIDS妊婦受け入れ出産病院(1987年当時。後の高知市長となる松尾 徹人氏の加熱するメディア取材対応はハッと我が身を振り返させる一言が的確で個人特定を控えさせる内容で痛快だった)  ・日本初の脳死臓器提供移植判定病院  日本の医学史的には、わりと重要な病院だった。  移転前は、父の生前のかかりつけ病院でもあり、原因不明の腹痛と病巣写らない痼で、緑内障で麻酔

          紹介状先病院にて

          心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち

          心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ちは、患者が誰しも懐く不安感に由来すると思う。  普通に生活をしていたら、循環器専門医師に出会う事は十中八九無い。  だが、娘である私の心臓手術の説明に同席し、医療基礎知識皆無な老齢の母にも理解できる、とても平易な説明をしてくださった循環器内科医K医師が、術前説明も母にも理解出来るものだった事に加え、通常半年待ちの手術日が、日曜市の出店の関係で、通常一般的な医療機関や介護施設等が医療関係者がシフトをずらしてスタッフが正月休

          心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち

          青天の霹靂 ~母。心臓弁膜症~

           青天の霹靂 心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち 紹介状先病院にて 呪詛の言葉が母の心を蝕んでゆく   青天の霹靂  後期高齢者医療制度に健康保険が変わった母には、それ以前は毎年届いていた健康診断の案内状が届かなくなって久しかったが、新型コロナ禍の令和2年4月に、後期高齢者向けの健康診断受診票が届き、年明け過ぎる迄、あんまり放置していたので、市役所から【受診お忘れになっていませんか?受診票の再発行も出来ます】と年寄りにも理解出来る内容のハガキが母と娘の私宛

          青天の霹靂 ~母。心臓弁膜症~

          共犯者

          禁じられた遊び 海岸近くのその保育園は、その同時とは姿を変えて津波対策として補強工法の鉄筋コンクリート建てになっていたが、南海震災が単体で起きても、東日本震災のようにきっと簡単に壊れてしまうだろう。その位、海辺が近い。  1973年頃入園したのだろう。ずっと忘れていたかった記憶は、成人後の私に年老いて繰り言を繰り返す母の「太郎君のお父さんが、儂の息子の女神様やって言っていたのよ。よく太郎君のお家に遊びに行ってたのに忘れたの?」その言葉の繰り返しで蘇ってしまった。  何故、