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-月夜の口笛-(掌と小吐#1)

月がやたらと大きな夜。 

人気の無い路地でふいに聞こえた口笛のメロディーが耳にこびり着いて離れない。

不協和音と形容するには未だ聞いては居られるがそれでも歪な音階。

この曲を私は知っている。

あの大きな月と同じように。




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