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HOTELティンカーベル

はい、ラブホテルの曲です。
名前は実際あったホテルでしたが名前が変わってしまっていて今はもうないです。

バンドとソロとの差別化を考えながら曲を作ってた頃で。
BASQUIATGRAYという自分のバンドは結構重たくてシリアスなイメージだったのでこんな曲出来ないっすよね。笑

あいみょんが出てきて、チラホラ名前を聞くようになってたら「おっぱい」という曲があるらしい。となんかちょっと話題になってた。

(そういえば未だに聞いたことないので聞いとくね。笑)

いやいやいや、それならばスピッツにおっぱいという名曲があってだな!と言いたくなるのだ、いつも。

大まかに言うと自分は
19(ジューク)に始まり、
スピッツとミスチルが音楽のルーツにはなるわけだけども。

ミスチルの歌詞もね、エロいのが多いけど、
スピッツのそれとは種類が違って。

友達に手相占い師がいるのだけど一時期その人の話を聞いてると、
芸術線とエロ線というのがほぼ同じ線として存在するらしい。
それについての詳しい話はその友達と深くしたわけでもないけれど。

まぁ自分の中でも芸術性とエロスみたいなのはニアリーイコールな捉え方をしてて。
芸術性とエロの根底にはそーぞー力があるわけですしおすし。

と言うことでまぁ、エロを曲にしてみたいなと思ったわけです。


ラブホテルというのは不思議と大体バイパスとか高速道路とかの高架線沿いにありますよね。

例にも漏れずホテルティンカーベルもその一つ。
ただ、ラブホ街ならぬ、高架下のトンネルを潜れば、ラブホ山みたいになっている場所があって。
結構な急な山を登るとそのほぼ頂きにティンカーベルはありました。

ティンカーベルに誘われて車を停め、部屋を選び入室する。。。

あれ、なんの話だ。

もっとなんの話だ、という話をしよう。

俺は童貞を捨てるのが遅かった。
大学卒業しても童貞の方はまだ卒業できていなかったからなガハハ。

金髪のアパレル店員をやってた頃に、当時の店の店長に、「え、お前童貞なん!?不潔!!」

とか本当に訳分からんこと言われたり、

古着の好きな友達に古着屋に連れて行ってもらうと、コイツ童貞なんですよ、という紹介をされ、
アメ村の古着屋界隈で金髪の童貞として少しばかり名を馳せていた。

みたいな話もあるけれども。

未だにあの時の童貞感が抜けてないな、と思う瞬間がままある。

なんかもう、それも含めてポップにして曲に落とし込めたいな、という気持ちがあった。
ような気がする、あんま覚えてない。笑
そして、結果あんまりエロくないラブホの曲が生まれた。

気まぐれという曲は、
曲の展開を多くして情緒不安定感を出したい、と思って気まぐれってタイトルにしたけど、
そこの狙いは曲ができていく過程でこだわる必要がないなと判断した。

けれども、展開が多い曲は常々かけるものならいっぱい書きたいと思っている。

まだ余談ではあるけど藍坊主というバンドからその辺は影響受けている気がする。
サビが一曲に2つくらいあったり、
歌のプログレやん。と。

話を戻す。
この曲は気まぐれよりも展開が多くて、
未だに弾くのちょっと難しいもんね。笑

ボイスメモRecシリーズは9作目になるけども、
正直これは3テイク録った。
でももう本音は録り直したい。笑

ライブであまりしない曲、ってのもあって
どんな歌い方が良いのかとか、どこを聴かせるのか、みたいな事を考える機会が他の曲より圧倒的に少なかったのだなぁ、と改めて気付かされた。

あと、カッティングが入ってたりギターリフもギターソロに近いようなフレーズになってたり
転調して、しかも最後の最後ギリギリで戻るとか、普段やらない事いっぱい詰め込んだ曲。

「アホみたいにじゃれあって〜」の後にライブで
掛け合いができたらなぁみたいな事まで考えてて。

バンドが好きな自分は
普通に前で演奏して終わり、じゃなくて、
みんなと混ざり合いたい、って気持ちはやっぱりライブしてるときもあって。

気持ち良くなりたいし、
一つになりたいと。

Sexみたいなもんじゃん。

みんなの気持ち良くなってる顔が見たいし、
気持ち良くなってる声が聞きたいのよ、俺はと。笑

SEXと違うのはこの場合、男女関係なく、な。
とは思うけど。

配信とかでやってると「アホみたいに〜」の後より前の方がぶち込みやすい事が判明したので
今後ライブで試しながらみんなとこの曲を育めたらなぁと思っている。

SEXは回数を重ねた方が気持ち良いとも言うし。
音楽もきっと回を重ねると楽しさも倍増すると思うんよね。


因みに自分的にはよくある事なんだけれども、
曲を作っていると作ってる最中の曲の趣旨から外れて行って育つ曲もある。
双子みたいな感じ。

この曲もそうで。
事後曲みたいな位置付けでモーニングセットという曲も生まれた。

共通してるのは部屋の中の二人。

最近思うのが、
縛りの無い所に自由は存在しない。
という事。

ステージもそう。

なんらかの制約が明らかにある中で、
どれだけそこに縛られずに振る舞えるかで見え方が違う。

重力の少ない月面でどれだけ高く飛べても、
それが当たり前で。
地球の重力しか知らない自分達の目線で見るから面白く見えたり、感動したりするのだ。


ステージも部屋も、最大限活かして生きていけると良いよね。

あれ?これこそ本当になんの話だ。笑

ちなみに歌詞の部分で
発声的サブリミナル効果、と勝手に呼んでいる技法がこの曲にも施されているが、その話は夜が明けたらという曲の時にでも。






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