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クラウディ

ジョウカダイゴといえばこの曲。
みたいな感じはあるかもしれない。

なんせ、一番最初に作った曲なのだ。
それはそれは思い入れはあるし、
この曲と共に出来た思い出なんかも沢山ある。

作曲中の印象的な映像として
覚えてるのは
実家の2階へ上がる階段の踊り場で
後半の展開を思いついた記憶は確かにある。

今でこそ、くるりの曲と混ぜてクラウディを演奏したりするけどコレは
活動初めて5年位経ってから
、あ、クラウディで描いてた事って、めちゃくちゃくるりと親和性あったんだ!
となり嬉しくなってからである。
なので、くるりはその頃全くと言って良いほど聞き込んでいなかった。

むしろ、今だからこそ言うが当時聴いてたのはNOVEMBERSで、
クラウディの2番のメロからサビに行かない展開はNOVEMBERSを聴きながら思いついた。

メロとサビは音楽理論のおのじも分かってないのに
別々に作って気に入ってたものを無理やりくっついたりせんかなーと恐々合わせてみたら
本当にたまたま見事にハマっただけである。

当時、大学でやっていたバンドはあったけれど
自分で弾き語りのできる自分の曲が無いという状況。
自分にも赤子の時代があったんだ!
と言うくらいに当たり前の事に書きながら少し驚きを覚えたのは余談。

自分はメロディーメイカーだと言う自信と
歌声は負けない、という根拠のない自信はあった。
ギターもちょっとだけ(一曲は無理)なら人前で弾けるぞ!と。

あ、そうか、一曲まるまる人前で披露するのが苦手だったんだ。
コピーでね。

それならオリジナル作った方が何をしようがそれが正解になるぞ、って感覚だった気がする。

で当時ぼんやり、弾いてて気持ちいいリフをストックとして色々持ってた。

2年前位に作ったPinkって曲もよく考えればその頃からあるかもしれない。
し、実はまだまだ今も弾いててと言われればすぐ弾ける当時作ったリフのフレーズはいくつかある。

メインのリフがなんとも、
どんよりしているようでいて、
淡々ともしていると言うか、
明るいのか暗いのか、どっちつかず、というか。
多分だけどバンドやってた流れもあって、
弾き語りっぽい曲よりバンドっぽい曲を作りたいのもあった。
でも、どっちに落ち着くかもわからん、みたいな。
そんな感じを
語彙力の無い自分の10年以上前なんで
本当にからっぽの頭でなんとか曲にしようとして天を仰いだんだろうね。笑

ぼんやりと、「曇り空みたいだなぁ。」
と。
のび太くんやチャーリブラウンよろしく
少年ダイゴは思ったんだろうね。笑


歌詞の面で言うと

東京は怖いとこだって君は言う、、
って最初歌い出しがそんな風な歌詞でした。

でも、単身で東京に行った事ないしなぁ、みたいな事思って、あんまり面白くなくなって。
一旦一曲まるまる歌詞書いてから書き直したんだったと思う。

初めて付き合って別れた女の子の事、
未だに思い出すけど、
あんまり未練がましく思い出すわけじゃないなぁって。
タイミングがあって。

当時は本当に
「好き」って言葉とか口に出来なくて。
(未だにそこは下手くそだけども。笑)

あんなに好きだったのに、
その子に伝えて無かったんだって気付いて、
そこはやっぱり悔しくて。

曲にしてあげないと
あの気持ちも無かった事になる気がして。
そんな思いが、
あったんでしょうね。笑
振り返るとね。

奈良でやってたエッシャー展にデートで行ったりもしたんだけど。

おまえ結局めっちゃ好きやったんじゃん、それもはやラブソングじゃん!って30超えた自分に突っ込まれとるぞ。

でもあの頃拗らせてて、失恋ソングとかラブソングばっかり書いてるミュージシャンになりたくなかったんやろうね。笑

気持ちは痛いほど分かるぞ。
なぜかと言うと俺やからな。笑

当時23か24位かな。
色んな環境が揃ってたらコレ1発で売れても良いくらいのもの作ってた気はするよ。
まぁ、そー言う人間はいっぱいいるんやけどな。

作曲のセンスは自信持って良いよ。
歌詞は青いけどだからこその良さは多分ある。

アレンジのやり甲斐がめちゃくちゃある曲だと
思うのでセッションにもこの曲使いがち。

皆さんはいつかバッチバチのアレンジしたこの作品を聴く日を楽しみにしておいて下さい。

時間はかかって待たせすぎたけど、そう遠くない日に皆さんのお耳に届ける予定なので。

歌詞はポストカードとして
2パターンあって500円で買えます。

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