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モモタロウとカキタロウ はじめに

-これは、とある惑星(マルクナルド)の古代と言われる時代の物語-

天空の城とも言われる「タカマンガ王国」の王族(彼らは自称“天孫族”とのたまっていた)は、惑星の人間たちを思い通りにコントロールし、自分たちの思い通りの世界を作ろうと企んでいた。
 そして、彼ら(自称“天孫族”)は、この物語の舞台となる惑星を
“マルクナルド”と呼んでいた。
 そして、大陸に国境線を引き、王国や帝国を形成しながら、ほぼ、
彼ら(自称“天孫族”)の理想通りの世界が現実味を帯びてきたが、
天孫族の思い通りにならない“弓状列島”に頭を悩まされていた。

以下は、この物語の主な登場人物である。

【タカマンガ王国の天孫族】

 ・ファラ王
  王国の最高権力者。
  惑星マルクナルド全体の統治王(完全支配)を目指していた。
  (その名も、一つの平和国家を意味する“ワンピースワールド”)

 ・クレヨンパト王妃
  ファラ王の正室。
  大陸のシャーマンたちに“天の声”と称するご神託を授ける担当でも
  ある。

 ・ミズホミミ
  王と王妃の双子の兄で、大陸の国境や通貨のコントロールを担当して
  いた。

 ・ワルタクミ
  王と王妃の双子の弟で、武器や兵器や技術(製鉄、造船、戦術、スパイ  
  活動、情報操作、教育・洗脳・宗教など)を人々に教えていた。

 ・ビミノアジミ
  王と王妃の末っ子の娘で、大陸では豊穣の女神として知られていた。
   双子の兄たちと協力して気象変動や戦争などを起こして食糧危機や
  飢餓などを計画的に起こしながら、食料で人々を支配・管理するのが
  主な役目。

【大陸の主な国家と国家元首】

 ・エジプト王国
  国家元首はスッタモンダカンメン王。

 ・バビロニア王国
  国家元首はハンソクムササビ王。

 ・イスラエル王国
  国家元首はコーモン王。

 ・ローマ帝国
  国家元首はグツグツニコンダ皇帝。

 ・オスマン帝国
  国家元首はスマン皇帝。

 ・ハザール王国
  国家元首はクライナ王。

 ・ガンジス王国
  国家元首はビックリカラムーチョ王。

 ・モンゴル帝国
  国家元首はジンクススカン皇帝。

【弓状列島の主要人物と用語】

 ・矢的川(やまとがわ)
  幼馴染の女性二人が洗濯をしていると、その二人の股間をめがけて
  二本の矢が・・・(矢の的になった川)

 ・モモノシリヒメ
  矢的川で洗濯している時にモモタロウをご懐妊。

 ・カキノヒトマコ
  矢的川で洗濯している時にカキタロウをご懐妊。

 ・モモタロウ
  モモノシリヒメの息子。3年で成人する。

 ・カキタロウ
  カキノヒトマコの息子。8年で成人する。

 ・クリノマイヒメ 
  モモタロウの正室となる。
  クリノマイヒメの舞いは見る者を魅了する。

 ・カメダタネコ
  カキタロウの正室となる。
  柿の種を揚げて作る“カメダの柿の種”はクセになる旨さ。

 ・キビノニギヒコ
  弓状列島に自生する食材で、絶品料理を作る胃袋担当の達人にして
  料理長。

 ・ウメノミナカメシ
  キビノニギヒコの得意料理。炊いたキビにウメボシを入れた握り飯。

 ・ノドゴシカンパイ 
  キビノニギヒコの酒蔵で作られた絶品の酒。

 ・イヌノハナキク
  犬のような鋭い嗅覚とオオカミのような俊敏性を持ち合わせた、
  やんちゃな姫君。

 ・サルモノオワズ
  猿と仲良しで、音や気配を消しながら、枝から枝へと飛び移りながら、
  果物を収穫する達人。猿との芝居もうまい。
   また、どんな門の鍵も開けてしまう(モンキーだけに・・・)

 ・トリトンイルカ
  巷では“イルカに乗った少年”として知られ、魚介類を捕獲する名人。
   一方で鳥の泣きまねや伝書鳩の使い手でもあり、その鳩は上空から
  偵察しながら見取り図も念写する能力もあった。
  (鳥だけに・・・みとりず・・・)

【鬼ヶ城(おにがしろ)の主要人物】
 
 ・スイヘーリーベイ(赤鬼)
  ジンクススカン皇帝の長男。

 ・ボクノフネ(青鬼)
  ジンクススカン皇帝の二男。

 ・ナマアルシップス(黒鬼)
  ジンクススカン皇帝の三男。
 
 ・クラーケン
  赤鬼・青鬼・黒鬼の三人がそろって念じると、海から巨大なタコ(ク
  ラーケン)が出現する。


次回から物語が展開していくので、お楽しみに~。

    ~ つづく ~

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