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絶滅危惧植物「セツブンソウ」を観に行ってきた!

春の妖精とも言われているセツブンソウ。
その姿はまさに妖精の如くとても可愛らしくて、寒い冬を越えて
ようやく露わにしたその姿に思わず笑顔が溢れます。
 
しかしそんな可愛らしいセツブンソウ。
実は絶滅危惧指定もされている希少なお花でもあるんです。
楽しめるのもわずは2-3週間ほど。
僕が訪れた千曲市戸倉にある群生地は長野県最大の群生地で、
セツブンソウの北限でもあるそうです。

まずはその可愛らしいお花の写真をご覧ください。

放っておくと猪などによる食害も発生してしまうので、
所々に対策として木酢も置かれていました。

また山道を数百メートル歩いて群生地に辿り着くわけですが、
その道の整備や草刈りなど諸々の作業は、
ボランティアの皆さんの活動によって成り立っています。

継続的な活動にするために

お花が綺麗なことはもちろんですが、
個人的にはその保護活動に関心があり、
現場にいたスタッフさんにお話を伺いました。

「熱心な人のボランティア精神によって成り立っている」
この実情はやはり現実だそうです。

他のエリアで保護活動に携わっている方のお話を伺うこともできたのですが、全く同じ状況だそうです。

活動がボランティアに頼りっきりの状況だから
できる活動にも限りがあります。

素人目で見ても「もっとこうすれば」というような課題は
いくも挙げられます。
でも、そこに使う時間とお金がないんです。

すぐに想像ついてしまうのですが、
この状況ではいずれ活動が止まってしまいます。
いつ活動を引き継いでくれる人が出現してくるかもわかりません。
そもそも人口減少がほぼ確実視されているわけです。
その中から「群生地の保護」に関心のある人、
そんな尖りすぎたといってもいい人を探すのは無理ゲーかもしれません。
 

ビジネスの力

僕は、「だからこそビジネスの力が必要」だと考えています。
賛同者を集め、賛同する企業を集め、同時に活動資金も集め、
それによって活動を持続可能なものにするにはどうしたらいいか?
考えて答えを出していくのです。

国や自治体、ボランティアに頼りっきりでは
これら素晴らしい日本固有の資源を守ることはできません。

もちろん、簡単ではない。
でもだからこそやりがいがある。

まずは少しずつ情報集めます。
そしてまずは自分の足元から=千曲市の群生地の保護活動。
ここに参加してみようかと思います。

またこちらの状況は報告しますね。