見出し画像

目的に立ち返る

今日は「会社の目的」。
すごく本質的なテーマだと思いますが、これについてお話をしたいと思います。昨日ですか、借金40億円を突如抱えることになってから経営再建を見事に果たした経営者のお話を聞きましたよと。いうことを書きました。その中でその異業を成し遂げた大きな理由の一つに「会社を経営していく目的を明確にした」というのがあったんです。それまでというのは、借金は返済しつつあったけど、人が辞めてまた入りすぐ辞めてということの繰り返し。常に問題が耐えなかったそうです。あとはその社長もとにかく借金を返すことが 目的であり目標だったというかそのことしか考えてなかったそうなんです。ってことはですよ、働いている側からすると、会社が背負った借金を返すために俺ら一生懸命働いているのか?というふうになるわけじゃないですか。 ふざけんなよ!と。だったら辞めてやるよ!ということが起きるわけですね。その社長はそこに気づいて、これはいかん!となって、そこで会社の経営目的を明確にすることの重要性に気づいて、そこから大躍進が始まったというようなことだったんです。
これは本当に僕も共感したし何か明確にできているようでできてないことってまだまだあるんじゃないかなと思いました。あとはひょっとしたら言葉としてはそれが明確になっていたとしても、実際行動に落とし込まれているか?そこに一貫性があるのかどうか?それを考えると、いやーまだまだ甘ちゃんだなと思っています。なかなか思考と行為が一致していない。。そんな自己評価も起きた先日の講演だったんです。
早速家に帰ってですね、もう一度会社の目的・ビジョン。この根底となる部分の見直しを改めてしました。音声配信のタイトルにもつけている「人生をボタニカる」というのは、一見ジョークのようにつけた感じでもあり、実は僕的にはすごく本質的なテーマというか思いがこの一言に集約できたと言いますか、そんな感覚を持っているんです。じゃあなんで人生をボタニカりたいのか?(ボタニカりたいってなんだw)を自分に問いかけた時に、ここで出てきたのがNHKの朝ドラ「らんまん」でやってた牧野富太郎先生の言葉です。

植物を愛する心を持ったならば、この世から争いはなくなる

ドラマを観た方はこの言葉を覚えてますでしょうか?観てなかった方はこの言葉をご存知でしょうか?
そうなんですよ、本当にすべての人に、植物を愛する心。本当にこれが備わっていたのであれば、この世からありとあらゆる争いごとってなくなると思いません?僕は結構、「そうだよね、絶対なくなるよね」ってマジで思ってたりします。これこそが植物を生業としている人の最終目標なんじゃないかなと思いました。単に好きだからとかっていうのはもちろんそうなんですけど、それを仕事とするには好きなだけだったら、別に自分で楽しんでいればいいじゃないですか。十分それで楽しいですよね?でも、それを仕事にするっていうことは、やはりそこに明確なビジョン目的がないと、人の心は動かないですよね。となった時、じゃあなんでこの植物というものを仕事にするのか?結構考えさせられました。で、ふっと出てきたのが「この世から争いをなくすこと。植物を愛する心を育てることで」
なるほど、だから花屋さんとか園芸店さんが花のある生活をとか植物のある生活をって言いますが、それもその心を育てるための一つのコンテンツだと思えました。1つのアプローチだと思います。ただそれって主には生活空間を植物やお花で彩ることを提案していて、生活っていう括りで言えば空間はもちろんその一つだけど、1つであり全部ではない。他にもそこに紐づくコンテンツってあるけど、提供できてるかっていうと1つの花屋さんや園芸店さんでは提供できてないです。というはひょっとしたら発想がない。だから僕はそこをやっていきたいんだということが明確になってきて、だから例えば今で言えばノンアルですが、クラフトジンの企画をやったりしています。他にも 例えばHANAMUKE for bizっていう仕組みを通じて、花がもったいない状態になっているので、それを改善しようとしていたり、もったいないっていう文脈で言うとSTEMNという廃棄されている花の茎を活用して商品展開しようとか、「あ、だから俺ってこう言うことやってるのか?」と過去がつながった瞬間でもありました。とはいえ、客観的に見てもお客様からちゃんと一貫性があるねというところに紐付いてくると結果が出やすいなと思います。まだまだその域に到達できていない。。
逆に言うとここはフワフワしてたり一貫性がないと全く結果が出ない。そんな現象が起きるんじゃないかなというのは強く思いました。なので、今日のまとめに入りますと「経営の目的」ここに立ち帰った時に、なぜじゃあ植物を扱う仕事をしているのか?それはこの世から争いをなくすためです。じゃあどうなったら争いがなくなるのか?それは植物を愛する心を育てることでその争いをなくしていく。その心を育てるにはどうしたらいいのか?そのためのコンテンツを事業を通じて提供していく。具体的にはHANAMUKE for bizやSTEMNやボタニーペインティング。提供しているコンテンツがあっていつくかあっていい。ただしそこには一貫性が必要。

少々抽象的な表現が続いてしまいましたが、この道筋。見通しと言い換えてもいいのかもしれませんが、これが見えたというかだいぶ整理がついてきた気がします。という意味で先日の講演会は本当に意義のある講演会でした。 ありがとうございました。改めてこの会社のホームページとか広報ツールにもこの考え方を今後反映させていきたいと思います。


それでは今日も元気にがんばローズ🌹


JOURO公式LINEアカウントでは、登録特典もご用意。
登録はこちら