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【不審者の通報】手間と葛藤の中の見守り

先日、小学生の下校が盛んな時間帯に愛犬と散歩に出た時の話し。
急坂の路地にあたる階段で違和感のある姿勢で道路を眺める男が目に入った。
咄嗟に、休んでいる?足が悪い?いや!不自然過ぎる!?と不信感が
膨らんだ。

声を掛ける距離になる前に、すっとその場を立ち上がり「チェッ」と
振り向いた印象を受けたのが、よろしくなかった。

その出来事に遭遇した後に帰宅して、その正確な番地、付近の小学校、校区などを調べながら、学校への連絡が先か警察への通報が先かと家内と話しているうちに30~40分が経過した。
とにかく一報をと近くの小学校に電話したところ、発見者の情報を又聞きで伝言することを避けたいという理由で最寄りの(交番ではなく)警察署に連絡することになった。

時間、場所(番地)、様子、背格好、何故そう感じたかを伝えた。
詳しく思い出そうとしても、時間の経過と共にどんどん空想世界の飾り付けが出てくる気がして記憶の曖昧さを思い知らされた。

パトロールを出動させるとのことだった。

不審者呼ばわりした方には、いつか何処かで謝罪しなければならないかも知れない。

ただ「あの時~していれば」という後悔は怖いので、その方が職務質問されることがあった際のご迷惑と、自己満足に留まることも覚悟の上で、通報させていただいた。

取り越し苦労の疑念を抱きつつ、手間と葛藤、お節介が交錯する中心円で
子供たちへの見守りが成り立つ。
そう信じたい。


※画像はPixabayのmartinによるものです。

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