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振り切ったスパイス使いのカリーが遠いどこかへと誘ってくれるよ@高円寺 かりい食堂

そこに行けば
どんな夢も叶うというよ

先日「なみじゃない、杉並!」
というWEB媒体で
かりい食堂さんの記事を
書かせていただきました。

久しぶりに食べたら衝撃を受けたので
改めてnoteにも書こうと思います。

かりい食堂
2019年12月8日オープン

新旧店舗が混在し
賑わいある東通商店街

かりい食堂は
その一角にあります。

一見、フレンチレストラン
のような外観ですが
しっかりと「CurryShokudo」
という可愛いロゴが入っています。

ふぁ~素敵な店内!

外の喧騒を忘れる
穏やかな空間が待ち受けていました。

大きな窓があって
開放的なスペース。

店主の増川さんは穏やかな雰囲気。
感じが良くて優しい方ですが
音楽好きでエッジの効いた感性の持ち主。

特に渋谷系の音楽に思い入れがあり、
いろんな音源を再構築する
サンプリングという渋谷系の音楽に似た
感覚でカレーを作っているんだそう。

増川さんはインドにも行ったり
有名な先生からカレー作りを習わり
基本は抑えていますが
いろんな国のカレーや
カレー以外の料理の要素を
サンプリングして既成のものとは違う
新しい世界観のカレーを
生み出しています。

待っている間に読めるようにと
置かれた本も魅力的。

ぱらぱらと本を楽しんでいる間に
カレーが出来上がりました。

カーリーチキンカリー

ふぁ~!
作り立てなので湯気が立ち上り
熱々で見るからにおいしそう!

この日用意していただいたのは
定番メニューの
カーリーチキンカリー。

黒く輝くカレー。
良い香りも漂い食欲をそそる。

じょいっこはかりい食堂の
カレーを食べるのは
二度目なのですが前食べた時
こんなに黒かったっけ?

と以前食べた時の写真を
見返したらこんなに
黒くありませんでした。

オープン時から継ぎ足してコクが増し、
季節ごとにスパイスを変えてこの
状態になっているのでしょうか?
とにかく美味しそうな色味。

そして
一くち口に入れると驚く!

ぶわっと口の中に広がる
スパイス!!

スパイスフルというと辛い
イメージがあるかと思いますが
「辛い」だけではない。
口の中にくぐもるような
刺激と風味。

インド南部のトリバンドラムで
食べた強烈なカレーが忘れられず、
その味を再現しているとのことですが
たぶんそれに近いんでしょう。

ごはんは5分づき米
固めに炊かれてほんのり
香ばしさがあります。

これがスパイスフルな
カレーとよく合う!

副菜はキャベツと小魚のチッチョリ。
マスタードオイルで和えられていて
バングラデシュの要素を感じます。

今回食べたのは定番の
カーリーチキンカリーでしたが
それ以外に月替わりの
カリーもあります。

毎月試行錯誤し、魂を込めて
新作を作っているとのこと。

印度中華「仮居式坦々麻婆咖喱」、
アメリカ南部「ごきげんなリンダ」、
ネパール「ネパーリーオータム」など
各国の特長を活かした個性的なカレーを
生み出してきました。

定番だけ、月替わりだけ
はたまた両方、など
様々な組み合わせで楽しめます。

穏やかな増川さんから紡ぎ出される
強烈なスパイス使いのカレー。
食べた後しばらく余韻が続きました。

余韻を楽しんでいる間
心が旅をしたんだと思う。

美味しいだけではない
遠いどこかへ誘ってくれる
どこカリ~。

強烈な体験をぜひ
みなさんも試してみてくださいね。

記事も読んでください~


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ゴダイゴは歌いました
そこに行けば
どんな夢も叶うというよ
だれもみな行きたがる
はるかな世界
ここではないどこカリ~
の「どこ」は
きっと現実には存在しない
そんな場所なんだと思う
高円寺駅から徒歩6分
かりい食堂

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