私のガラケー遍歴
ある日スマホをいじっていたら、頭の中に過去のガラケーたちが浮かんできて離れなくなりました。スマホいじりしておいて何ですが、私にはやるべき事があり、ガラケーとの思い出に浸っている場合ではありません。これは思い出を残して欲しいという残留思念なんだろう、そう解釈し記事にまとめます。
C415T
多くの小中学生がそうであったように、使いもしないのに携帯電話を欲しがっていた私。「懸賞が当たってしまったならしょうがない」という流れに持っていけないかと、ボス電(※)のシールを集めて応募していましたね。今考えると、未成年って当選させて貰えたんですかね、あれ。
※缶コーヒーBOSSのシールを集めると抽選で携帯電話が当たるキャンペーンがありました。中坊だった僕はひたすらカフェオレばかり飲んでいました。
高校進学に合わせて買ってもらった初めての携帯電話がこちらのC415T。
カラー液晶ですがカメラはなし。友達から外付けのカメラ(Pashama2)を借りて何枚か写真を撮った記憶はあります。
また、16和音の着メロを作る機能が搭載されていたため、音符すら読めない私は母親に母校の校歌を作ってもらって同級生に聞かせてましたね。今思うと校歌なんて聞かせるなよという感じで、完全に黒歴史ですね。
マリオ風ゲーム等が出来る同級生の機種を羨望の眼差しで見つめながら、C415Tと共に高校3年間を過ごしました。
W22SA
大学進学に合わせて機種変更したのがW22SA。WINシリーズを手に入れたというだけでリア充になった気がしました。現実は非リアでしたが。
特徴的な機能として挙げられるのが、まず背面ディスプレイと背面十字キー。メールなら携帯を開かずに確認出来たので便利でした。次に着うたフル(懐かしい!)対応。標準で入っていたオレンジレンジの「花」や無料で貰えたBOAの「キミのとなりで」なんかを聞いていました。
そして何よりパケット通信定額サービスの対応。貴重な時間をezwebに費やしまくりました。
PT002
自分でも驚いているのですが、W22SAは大学入学から社会人2年目まで約6年使い続けていました。現在のスマホ買い替えペースと比べると信じられませんね。カメラこそ4年目あたりで壊れてしまいましたが、ezwebとメールが出来ていたので、そこまで不便していなかったのかもしれません。
そんなW22SAですが、別れは突然やってきます。CDMA 1Xのサービス終了(2012)に伴いau ICカード非対応の当機種は利用できなくなってしまったのです。
auから機種を変更するようお達しがあり、数種類の中から選んだのがこちらのPT002。確か、これだけ機種変更無料だったんですよね。一人暮らしを始めていて、部屋で使っていたポケットwifiとiPod touchでezwebが不要になっていたのも一因でした。
P~と見るとパッと見パナソニックのようですが、実際は韓国パンテック製。元ネトウヨの黒歴史を持つこともあり、正直安かろう悪かろうだろうとあまり良いイメージは無かったのですが、そのイメージを見事に覆してくれました。手堅い作りで不満もなく手触りも良く、結構気に入っていました。
パンテック自体は事実上の経営破綻にあるようですが、この辺りから韓国メーカー躍進の萌芽があったのかもしれませんね。
GRATINA2
そんなお気に入りのPT002ですが、トイレに落とすという超凡ミスでお別れとなります(本当にごめんなさい)。急遽購入したのがこちらの京セラ製GRATINA2。
白ロム(※)をauショップに持っていったらあまり良い顔されなかった記憶があります。
※携帯ショップ以外(Amazonなど)で安く購入した中古〜新古携帯のこと
そんなGRATINA2ですが、正直そこまで強い思い入れがありません(ごめんね)。というのも、この頃には既にスマホ(格安SIM)を手にしていて、2台持ちで使っていたんですよね。連絡手段もメール・電話からLINEに移っていました。
ある日久しぶりに電話しようと起動してみたら使えず、その時にCDMA 1X WINのサービス終了で解約されていたことに気がついたという始末でした。
以上、私のガラケー遍歴でした。彼らの供養になればとまとめたのですが、GRATINA2の怨念が余計に強くなった気しかしません…。
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