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【英検体験談】社会人が限られた時間で未経験のライティングを何とか対策した話

 英語の勉強をしていると、実用英語技能検定(英検)の取得が選択肢の一つに入ってくると思います。客観的な指標は大切ですからね。
 ただ、英検では3級からライティングの問題が課されます。英作文の経験など無い人にとっては、とても大きな壁に感じますよね。TOEIC L&Rから入った自分もそうでした。

 本当はスラスラ書きたいことが書ければ良いのですが、そのレベルに達するのには相当な時間が必要になります。仕事も家庭もある自分にはそこまで出来ません。
 そのため、スラスラは将来的な目標とし、割り切って型に当てはめる作文を身に着けて2級→準1級とストレートに突破しました。
 その時の勉強方法を下記に紹介させて頂きます。皆様のお役に立てれば幸いです。

①使えるフレーズの暗記

 2級と準1級では、ある事象について賛成か反対かを述べ、二つ理由を挙げて最後に結論というのがお決まりの流れになります。この理由の部分ですが、使い勝手の良いフレーズがあるんですよね。
 例えば more and more people V。下記のとおり応用が効きます。

将来エコカーに乗る人は増えると思いますか?
→ (思います)This is because more and more people know the importance of environment. (なので〜)
ボランティアに参加する人は増えると思いますか?
→(思います)These days, more and more people want to do some action that is good for society. (なぜなら〜)

 自分はその名もズバリな下記の本から10文程度暗記しましたが、参考書やインターネット上の例文を自分でピックアップしても良いのかなと思います。

②例文(回答)をひたすら読む

 通勤(バス)中にライティングする訳にもいかなかったので、参考書の回答文を何度も読んでいました。回答のパターンを把握できたうえ、使える単語を覚えられたのが良かったと思っています。動詞・副詞・形容詞・接続詞はもちろん、英検好みの固有名詞も回答では重要になってきますので。

 自分は下の本をよく読んでいました。「余裕を持って合格できる力を養う」がテーマらしく2級合格には高度過ぎる印象ですが、準1級の受験でも役に立ってくれたので個人的には超お気に入りの1冊です。

③ひたすら書いてチェックする

 覚えたフレーズを使い回せるようになった後は、制限時間を設けて過去問に挑戦していました(なりふり構わず昼休みに職場で)。自分は紙のノートに記入して、帰宅後にgoogle ドキュメントに手入力していました。文章構成で単語や文法の誤りを指摘してくれますし、入力中に他の表現が浮かんできて勉強になるんですよね。もちろん、分からない単語があればその際に確認しました。
 ここで一つ大切なのは「公式問題集を解く」ということです。前述の「英検2級ライティング大特訓」だけを解きまくって良い気になっていたのですが、タイプの違う公式問題集に大苦戦しました…。色々頑張っておきながら合格出来なければ悲しいですからね。

 以上になります。正直な話、英語学習の途上にいる自分が偉そうに英検を語るのは恐れ多いのですが、他の方の参考になればと記事にいたしました。ご覧いただきありがとうございました!

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