見出し画像

選択性緘黙とその発症メカニズム

選択性緘黙というのは特定の場面で話せなくなる症状で、好発年齢は2-4歳、発症率は0.1~0.5%だそうですが、いったいその発症にはどのような因子が関係しているのでしょうか?

今回取り上げる論文は選択性緘黙の発症要因とその治療法についてのレビュー論文になります。

Selective mutism: A review and integration of the last 15 years
選択性緘黙: 過去 15 年間のレビューと統合

この論文によると

・選択的緘黙には多数の因子が関係する。

・遺伝的には、両親(特に父親)が緘黙症状があることや社会不安障害、回避性人格障害を抱えていることが多い。

・社会的には家庭内で夫婦間の緊張を抱えていること、母親が過保護傾向にあること、移民であることなども関係している。

・治療方法としては行動主義的治療が効果があることもある。

・薬物療法としては抗不安薬に一定の効果が認められている。

とのこと。

Q: 社会不安障害はなぜ発症したり良くなったりするのか?

社会不安障害:神経認知研究の重要な概観
Social anxiety disorder: a critical overview of neurocognitive research.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?