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宮本亞門さん特別講演

「市民公開講座2024」
演出家:宮本亞門さんの特別講演「亞門のがん日記」と題してお話がありました。

前立腺がんは、女性には発症しない病気ですが、
亞門さんのお話をお伺いしたく、参加しました。

病気のことだけかな?と思っていたのですが、自身の生い立ちなど興味深いお話。聞き入ってしまい、あっという間の1時間半。

実家は新橋演舞場前の喫茶店。母は、松竹歌劇団所属。
幼稚園で日舞、
小学校で茶道、
中学校で仏像に興味を持つ。が、わかってくれる友も居らず不登校に。
「学校へ行け!」と酔っ払った父親に日本刀で追い回されたこと。
母に「学校へ行かなくて良いから、病院へ行きなさい。」言われ、行くと、仏像の話を面白がって聴いてくれる先生と出会い、楽しく病院へ通ったこと。

母は元々体が弱く、早くに亡くなるが、父とは和解し、良い関係を保ち、尊敬できる父親として見送ったこと。

前立腺がんとわかり、手術支援ロボット「ダビィンチ」で手術。傷口も小さく、数ヶ月でわからなくなる。

早々に演出家として復帰、以前と変わらず、数多くの演者をまとめ、今も活躍し続ける亞門さんは、明るく、前だけを見ている。

人生二度なし (森信三)


人生をリハーサルだと思って生きている人もいるけれど、残念ながら、人生は本番なんだよね。(ジョニー・デップ)

人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。
Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.
(チャーリー・チャップリン)


【宮本亞門さんからのメッセージ】

『人生は、あなたが物語をつくり、あなたが演出して、あなたが主役を演じる。あなたしか出来ない舞台。』



今日は、本当に良いお話を聞かせていただきました。感謝╰(*´︶`*)╯♡

P.S.
もう8年程前になりますが、宮本亞門さん演出のミュージカル『プリシラ』(山崎育三郎主演)を観ました。
ちょうどその時、亞門さんもいらしていて、舞台へ。
写真が残っていました。(写真撮影可だったのでパチリ!)

ミュージカル「プリシラ」

*  *  *  *  *  *  *  *  *

この度、亡き父のがん闘病、そして、私の足の骨折手術でお世話になった「済生会今治病院」の「手術支援ロボット(hinotori)」導入に賛同し、クラウドファンディングにて、心ばかり支援させていただきました。
今後の医療従事者の方々のスキルアップ、そして、何より、患者さんの痛みを少しでも和らげ、ご家族の皆様の希望の「hinotori」となりますように。




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