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地域課題と向き合いながらの挑戦


経歴


城陽キッズファーム  代表 田中康裕

京都府城陽市生まれ、城陽育ち 
1981年3月28日生まれ  
家族:妻 子供
20歳~26歳まで陸上自衛隊に所属し、退職後実家の商売を手伝いながら、2010年に整体院を開業。ヨガ教室や自力整体教室の運営に加え2016年には
農業に進出。現在も非常勤自衛隊。

身近な社会問題の解決


私が意識していることは健康に関する事。医療分野の問題点や社会課題解決です。城陽市の問題解決をテーマに動いていたら今みたいにいろんな仕事をしている感じになりました。

世界を変えたとか、日本を変えたいなどのイメージは難しくても自分が住んでいる町だったら近くの人と協力して良い町にしていけるのでは?との思いで地元城陽市で活動しています。

「どれが本業?」とよく聞かれますがどれが本業でどれが副業という区別はしていません。
仕事って誰かの役にたつことでお金が動くから自分のできることや、誰かと協力することで困っている誰かを助けたり、社会の問題解決ができると思っています。その仕組みづくりにチカラを入れています。

ライフプランとビジネスプラン


家族の時間も大切です


いろいろな仕事をしていますが「休みは大丈夫?」と聞かれることも多いです。以外としっかり休んでいます笑

その秘訣はライフプランを作ってからビジネスプランを考えているからです。家族の時間、自分の時間を最優先にプランを作ってそのあとビジネスのプランを作っているので家族の時間、自分の時間がなくなる事は基本ないですね。

家族との時間も大事にしてドライブがてらいろんなところに出かけています。でも仕事脳になっているかも。
どの市町村に行っても荒地が目に入りこの農地だったらああしたい、こうしたいとドライブ中に妻としゃっべています。妻は呆れてないかな笑

仕事と休みの境目がなくなるのが理想ですね。

農業×教育


子供達が種まき後の水やりの様子

自分の子供ができてから教育について真剣に考えるようになり、学校教育や塾だけで今の時代乗り越えていけるかとの疑問から農業は人の教育にぴったりと思いつきました。それから農業体験などもやり始めました。野菜の栽培していると競い合って成長したり、後から成長したりそんな自然界で起きていることなど実践を通じて教えられたら理想です。そして農業は種植えから手入れ、収穫、梱包、販売、6次産業と様々な工程があります。例えば細かい作業からチカラ仕事、パソコン作業、計算、売る仕組みまでいろいろ得意、不得意が見えてきます。そこで好き、嫌い、得意、不得意を自分でも認識したりできたらと思っています。ちなみに私は梱包作業が一番嫌いで苦手です笑

農業×福祉


就労支援事業所の方々も来られています


農福連携という言葉があるように農業と福祉は相性がよさそう!
精神疾患や引きこもりなどは太陽にあたり土をさわる事によりセロトニンの分泌により活発になり行動しやすい体になります。又発達障害なども受け入れる農家さんも多いのでその一歩手前で当農園で農業の楽しさなどを伝えていけたらと思います。

農業を通じて居場所作り


焚火でお湯わかしてコーヒー作ったり、料理したりしています


僕にとって城陽市は自分を成長させてくれるところだと思っています。思うように城陽市の課題解決や身近な事の解決ができないからからこそ考えぬいて、試行錯誤し、勉強し、いろいろな方に教えていただき、人との繋がりができ成長実感しています。
今の活動を通して城陽という地域全体で子供達を育てていく環境をつくりたい。その一つがシェアファームコミュニティです。ここには自営業者、看護師、元教員、整体師など様々な経歴の持ち主がおらます。
わざわざ相談にいく場所というより畑作業しながら、雑談しながら心が晴れたり、問題の解決の糸口が見つかったりそんな空間を目指しています。そして若い世代、特に20代が積極的に市の未来について行動できるようになってほしい。そんなお手伝いもできたら嬉しいですね。

僕の目指すゴール


何気なく畑にきてもらったりして雑談の中からいろんな専門家を紹介したり
悩みの解決ができればと思っています

各専門家集団をつくる。
現在は整体院、自力整体教室、ヨガ教室、農業体験、食の専門家との連携をしながらやっていますが、スポーツトレーナー、介護士、理学療法士、臨床心理士、整形外科などと連携できたらと思っています。仕事の枠を超え困ったことがあったら田中に聞いてみようと言われる存在を目指しています。

軌跡


2010年整体院開業

整形外科や整骨院で改善できない事や見逃されている事などを研究

2013年ヨガ教室開講
整体院で良くなった方などのセルフケアの場として開始

2014年農業研修開始 
農業の夏は雑草の戦いだと知る。
農業問題は高齢化で引退していく方も増え、又若者がまだまだ農業者になりにくい仕組みになっています。
それを改善するにはまずは僕が元気で農業を長くやっていて人間的にも信頼をおけるようになる事と思っています。

 
2015年自力整体教室開講
自ら改善方法をわかるように自力整体教室を開講

2016年農業開始
900坪の田んぼからスタート

2018年に幼稚園と女子プロ野球で田植え体験、稲刈り体験

この時に子供の農業体験って大事なんじゃないかなと思いました。

農業始めた頃は直売所や飲食店や個人に売っていましたが前からやりたかった農業体験を企画していきました。まずは子供からの体験と思い、屋号も城陽キッズファームと名付けました。この年のお米作りは900坪手で植えて農薬・化学肥料不使用に挑戦をしました。見事にうまくいかなく収量は毎年の半分で体もヘロヘロで刈り取ってもらった農家さんからは草ボーボーにして機械が壊れるとかなりお叱りをうけました。
今となってはよい思い出ですが笑

2019年農業体験に絞って開始

収穫した大根で大根ドレッシング& 大根の葉っぱでふりかけづくり

子供達の種植えなど以外と楽しんでる姿にびっくり!! この頃に子供たちと一緒に販売体験をするとこれまた楽しんでいたのが印象的!! 土づくりから販売までのプログラムはできるとこの頃に発案!子供達が勉強になることや楽しんでいることを調査してきました。収穫した大根で大根ドレッシング& 大根の葉っぱでふりかけづくり 収穫したニンジンでニンジンジュース& ニンジンホットケーキ作り 畑で料理もできる環境も整い出しました。 料理教室の講師をお呼びして畑で収穫したものをその場で料理しました。

この頃に週末農業学校スモールファーマーズカレッジに通う
農業の仲間と出会った事で農業の情報交換や楽しい日々を今も送っています。

2020年 体験農園開始(区画貸し)

講習日の様子


1m×10m 月3,800円 種・苗、道具、肥料全てそろっているので気軽に始められる 。月3回程度の講習日も設けている。

2021年~2022年11月まで 共同運営

以前からイベントでおこなっていた事を土づくりから 種植え、作業、販売、6次産業までの1連の流れを おこなう  主な栽培 さつまいも、ニンジン、 大根、玉ねぎ

2022年 ファームシェア開始 

みんなで作ってみんなで収穫する月1,000円で通える
月・水・木曜日 9:00~11:00

社会課題解決の為の農園 ソーシャルファーム 農業×福祉×教育
就労支援事業所A型参加
子供食堂に寄付

2023年  

販売体験の様子
ファームシェアのメンバーが販売体験の子供達を支援


放課後デイサービスの収穫体験
販売体験 
マルシェでお野菜スタンプ
(畑での体験のみならず子供たちに野菜に興味を持ってもらう活動)
ファームシェア 就労支援事業所B型参加
中高生などや若い世代に向けたワクワクする働き方・生き方を紹介する動画配信開始

インスタグラム

城陽キッズファームの場所はこちらから


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