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木華佐久耶比咩神社、そして舌ヒデ子さんのカッパさん展in倉敷。

朝4時過ぎに起き出して、車を走らせる。
途中休憩をとっていると、続々と車が増えていく休日のサービスエリア。
第一の目的地は、倉敷市の黒石にある、旧永山邸で開催される舌ヒデ子さんのカッパさん展。

ただ、道路が混まぬうちに、と早く出発したので、
もう一つ目的地を追加して、早朝の木華佐久耶比咩神社へ。

薄い緑色のしめ縄が美しい拝殿。

参拝させて頂いたあと、いそいそと奥宮へ。

ごろごろした石もあり、深くえぐれていたりもしている道。
整地しすぎていないのが、私には心地がよく、気ままなペースで登って行くと、立派な鳥居が見えてきました。

そしてほどなくして、奥宮へ。素敵な微笑みの、狛犬さん達に迎えてもらいました。

静かで、心地よくて、しばらく狛犬さんのそばに腰を下ろして、ぼんやり、まったり、過ごさせて頂きました。

そして第一目的の河童さん展へ。
会場の旧永山邸は、倉敷市街から、車で南に15分程、平坦な市街地を走っていると、ふいにのどかな里山集落エリアへと繋がります。
細い道を入ると、空気がそこで急に変わったかのよう。
事前に頂いた案内状を頼りに、臨場駐車場に車を置き、そこから歩いて向かう。
地図を見ていても、通り過ぎそうな細い急坂を右に折れ、上がっていく。
会場はこの辺のはずだけれど、あれ?どこ?
と見渡すと、階段の上に、永山医院の看板。
ここ入っていいのかしら?
あまりに普通のお宅のようなので、恐る恐るのぞき、ようやく河童さん展の案内を発見。

立派な門のある入口
入ってすぐ右手には、雰囲気も色合いも可愛い旧診療所。
ここでは倉敷の作家さんの小展示会を開催。
室内からの眺望も最高でした。

土地も、建物も、調度品も、お庭も、空気感も、季節も、全てが作品のように、河童さんと調和していました。

河童さん展示してるお部屋を外から。
縁側でまどろんでるこの子。本当にかわいいなぁ。
見てるだけで力が抜けて、
ほんわか癒やされます。

お声をかけてくださった、永山医院のご親族の方も、スタッフの方々も、来場されてる方々も、みな穏やかで、あたたかい方ばかり、作品達と共に、のんびり縁側に座って、みかんを頂き、皆さまと語らう。
優しいエネルギーに癒やされ、なんとも贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。

帰り道、倉敷に来たからには、藤戸饅頭をぜひとも、と。
本店に寄るも、すでにしまっており、串田店へ。
今はこちらで作っており、本店へはこちらから持っていくそうです。

嘉永三年!

買ってすぐにひとつ頂く。
また柔らかさが格別で、とろける美味しさです。
ご馳走様でした。

素敵な1日をありがとうございました。


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