「もうちょっとがんばったら、なんとかなりそう」の前に。
2月の目標。
「やりたいことリスト」を決めよう。
1月に多すぎて達成できなかった反省を踏まえ、今回は数を絞って考えることにした。
くわえて、いくつか思うこともあり、2月はこんなことを考えながら、生きてみることにする。
・「自分のため」だけで完結するのは虚しい
「やりたいことリスト」を作るにあたって、発見したことがある。
それは、「自分のため」にしかならないことを並べ立てると、罪悪感に苛まれるということだ。
なんて自己中なんだ。
自分のことしか、考えてないじゃないか。
そんな気持ちに責められるのだ。
自分の「やりたいことリスト」なので、自分のことばかり並べたてたっていいじゃないかと思う気持ちもある。
服を買う、映画観る、ケーキ食べるとか。
でも、そんなふうに自分だけで完結することは、いくら達成しても、なぜか心が満たされないのだ。
それは、なぜか。
自分以外にも、「大切なひと」ができたからだ。
「家族」という、かけがえのない存在。
その人たちのためにも、何かしたい。
偽善者みたいでなんかイヤなんだけど、やっぱりなんだかんだで、「誰かのために何かできることを」という考えは、まわりまわってその人自身を幸せにするってのが、真理なんじゃないだろうか。
「嫌われる勇気」にも、たしか「貢献感」の話が出てくる。
わたしは、社会のためとか、困っている人のためにまで、何かをしてあげる広い心も余裕も持ち合わせていない。
でも、いっしょに暮らす「家族」のために、今のわたしができることをしたい。
それもまた、わたしの「やりたいこと」なんだと自覚した。
とはいえ、日々家事をして、育児をしている時点で、やれることはやっている。
だから、それにプラスで、夫と息子たちのためにできることを、「2月のやりたいこと」に含めることにした。
・2月にやりたいことリスト
【わたしのため】
・本を7冊読む。
・「一人の時間」をつくる。
【夫のため】
ランニングを時間的、精神的な面で応援する。
【子どもたちのため】
・絵本を読む。
・英語を流す。
これが、「2月にやりたいこと」。
うわあ。
結局5個もあるやん、と引いてしまった。
3〜4個が限界かな、いやあ、絞り込むのってなかなか難しい。
でもこのチョイスには、ある程度理由がある。
特に、子どもたちの絵本と英語。
これは、最近疎かにしてしまっていたことだ。
決して本格的にやっているわけではないものの、小さな頃から当たり前のように続けてきたことだった。
でも最近は、忘れていた。
特に絵本は、新しいものを買わずに図書館に頼っていたが、やっぱり手元に置いておく方がうんと親しみやすいので、ケチらずどんどん買っていくことにする。
わたしの方は、無理なく「読書の継続」を。
夫にも、一人の時間をプレゼント。
兎にも角にも、家族みんなが健康でおだやかでハッピーに暮らせたら、それ以上のことはない。
・「もうちょっと頑張れば」の前に。
それに加えて、2月に意識したいことがある。それは、早めに「助け」を求めるということだ。
「助けて」というのが苦手だ。
頼るのも、休むのも苦手だ。
認めたくなかったが、ひとりで抱え込みやすい性格だ。
ほんと、認めたくなかったけど。
「助けてって言えないんですよね」という言葉は、弱くて被害者っぽいニュアンスが含まれる気がして、自分がそうだと思いたくなかった。
でも、どうにも私はそのようだ。
そしてそれが悪いことのように思ってる時点で、まだまだ意識改革が必要なのだ。
誰かが「助けて」って言ってくれたら、頼られて嬉しくて、いくらでも助けちゃうって思えるのになあ。
わたしは無自覚に、わたしに厳しい。
その証拠に、しんどいとき、「もう少し耐えたら、なんとかなりそう」とか、「今日乗り越えたら、明日はマシかも」と本気で思っている。
そんなことない。
しんどいときは、翌日もしんどい。
そして、「なんとか耐えたら」と思っている時点で、その精神は耐えられない状況に陥っているのだ。
だから、助けてもらわなければいけないのに。
しんどい渦中のど真ん中に入った頃には、もう周りが見えなくて「助けて」なんて言えないのだった。
これをやめたい。
先月はこれに、やられっぱなしだった。
だから2月は「しんどくなる前に、止まる!休む!助けてもらう!」。
これを目標に掲げて生きたい。
しんどい時の回復法は、「一人の時間」をとることだ。
「一人の時間」を確保するには、子どもを託児に預けるだとか、夫に何かをお願いするとか、ヘルプを発信しなければならない。
休む練習。
ヘルプの練習。
穏やかに生きる練習なのだ。
2月。
寒くて首が縮こまり、冷たい風に心が折れやすくなる季節だけど、決して毎日耐えなくていい。
寒いときには家にこもって、辛いときにはだれかに頼って。
あったかくして、生きていくんだ。
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