ミニ先物の買いポジション新規建て(2023/4/26記)

本日28400円でミニ先物1枚買い建てを行った。

5月限のオプションの保有ポジションはアットザマネーに一番近いのは28125円のプットの買いがある。SQ値が28125円以下であれば利益が生じる。SQ値がさらに下で着地すれば利益は増大してSQ値26125円で最大300万円の利益さらにSQ値が下であれば急速に利益を減らしていく。

昨日までの日経平均株価の値動きを見るとここ数か月のレンジ相場、小動きに終始するようなそんな雰囲気があった。そういう状況で、一番困るのはもちろん、日経平均株価の急落で短期間で2000円3000円下落しオプション市場がハレーションを起こすこと。しかし、それだと保有ポジションは日経平均株価の下落途中で、ある程度の含み益増大の場面があるはずであり、その時点で全決済あるいはその他、対処する術は知っているのでそこはまあ問題ない。

次に困るのはこのまま上放れて29000円、29500円を突破していくこと。そうなれば保有するプットはすべて無価値となる。それでも新規建ての時点でコストゼロまたは若干のプレミアム受け取りになっているので数万の利益にはなる。そこは潔く諦めるしかない。値位置が変わることでまた新しい局面を迎える。

さて、困ることはもうひとつあって、ちょっと前に27500円をはさんで、上下300円を行ったり来たりが数週間続いたことがあるが、今回も28500円~28800円くらいを何日間か続いており、これだと局面も変わらないままただ時間だけが過ぎていくことになる。そのときに考えたのがミニ先物をレンジの下で買って、レンジの上で売るオペレーションだ。ミニの買いポジションはレンジをブレークして日経平均株価の下落があった場合には含み損とるので不利なのだが、オプションでのより大きな利益が保証されているのでむしろ歓迎だ。もしも上をブレークしたならば、オプションは無価値となるがミニが利益を生んでくれる。しかし、レンジ上限では利確するつもりだ。上にブレークするような要因であるとか雰囲気はまだ感じないから。

レンジで上下を行ったり来たりを繰り返すリスクに対してミニを買ったり売ったりで対処する。それほど大きな利益にはならないが、往復の回数だけ利益は増える。

28125円を日経平均株価がブレークするかどうか、その本格的な戦いの前のジャブ1発、そんな位置づけだ。

こういう小技を色々寄せ集めてあらゆる相場状況に対応することも重要だ。

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