見出し画像

「加工した」と間違われた応募写真

あたしは、キーコ、キーコと自転車を漕ぎ、島旅に出かけた。
島では船、草、木、雲、カニ、海面、砂浜、ミカン、道路、猫
なんでも撮影した。

●きらきらしている海面をもっと極めたかった。

海はいろいろな表情を見せてくれるのです。

●うろこ雲っていうんだろうか。

ここに住んで、雲の表情を知った。

●どこまで続くひろびろとした風景。きれいだった。

季節は覚えていないけど、春先かなぁ、きれいだった。


自転車散歩中に捨てられている消火器を見て、「親鳥を待つ雛」
に見えた。それも写した。

●タイトル「親鳥を待つ雛」

消火器のレバーが雛のくちばしに見えたのです。

そして、地面をなにげなく見ていたら、あたしの目に入った。
朽ちたミカンかレモン。
この鉄の格子は「グレーチング」って言うんだけど、

グレーチングを知っているかい。側溝などに落ちないようにね。

この写真を投稿したら加工していると言われて、返された。
まったく加工していないんですけどね。


あたしはこれをあるところに投稿した。
結果返ってきた返事は、「これは加工しています」、
「受け付けられません。」との返事。
あたしはショックーというより、選考する人って、
こんなレベルなんだぁと思った。加工なんて一切しない
のが、あたしの流儀なんだけどね。

もう7~8年たつけど、このミカンはまだあるかなぁ。
なあ~んて、あるわけ、ねえだろう。

いま、あの島たち、海岸沿いを、キーコ、キーコって走ってる
そんなあたしが見える。そんなあたしに、また逢いたい。

矢沢永吉さんの歌にありましたね、
                   「おまえに会いたい」ってのが。
     昔の自分に会いたいっていう歌詞なんだけどね。
この曲で永ちゃんとのコラボした布袋さん、かっこ良かったよね。

もう一度見たいよね。NHKだっけね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?