たいいりょう
生きるということ それは 苦しみを ありのままに 受け入れること 生きざま それは どう生きたかではなく どう生きるかということ 今を生きる このかけがえのない生命(いのち)を ほんのひとときも 無駄にせず 懸命に生ききる それが 生きざま わたしの生きざまは 言葉 拙い言葉を紡ぐしか 生きるすべをしらない でも たどたどしくても いいじゃないか 純粋でさえあれば 濁ってさえなければ わたしの生きざまは わたしの生 わたしの生きざまは わたしの死 そんな生きざま いちどきりの 乗り物 たいいりょう
ずっと空を眺めていた。
洞窟には、あの子の面影だけが残されていた。
眩暈は、不安と恐怖を、さらに掻き立てた。
流れ出る言葉は、血のように。
妄想は、私を呪縛した。
幻覚は、私のこころの分身。
妖精は、あの子だったのか。
私は、不思議な夢を見ていた。
亡き母を偲びて。
心の線をひいてみる。
亡くなった母は、もう天国にたどり着いたか。
川の流れのように、よどみなく、生きていたい。
石ころのように、なりたい。
義母(妻の母)が、先日、逝去しました。追悼の詩を贈ります。
人生は、旅のようなもの。
儚いこころを、私は持ちたい。