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美容師脳で考える、熊本の水の不安🤔



年ふれば わが黒髪も 白川の みずはくむまで
老いにけるかな


白川の 底の水ひて 塵立たむ 時にぞ君を
思い忘れん

↑の歌を略すと

時が流れ
黒かった髪も白くなり
今では白川の水を汲んでいます。

川の流れとともに歳をとり
自分で水を汲まなければならないように
落ちぶれてしまいました。


白川の水が涸れてしまっても
あなたを永遠に忘れません。



となります。😀



平安時代
熊本の蓮台寺に住む

日本中が憧れた女流歌人 檜垣(ひがき)

の歌の一節です。😀



白川は、白髪
みずはぐむは、水は汲むと瑞歯ぐむ(歯が抜け落ちてまた生えた老人の歯)年をとる
の掛詞です。🙂



もてはやされた若い頃を想い
誰かを待ち
何年も白川の水を汲み続け
老いを嘆く

なんとも切なさのある歌ですよねー。😢



太宰府大弐藤原興範
清少納言の父の肥後国守清原元輔
藤原純友追捕使小野好古
の歌にも使われたようです。😀



当時、都落ちする平安貴族たちの一種の慰みだったのでしょうか。


都より遠く離れた辺地でも

こんなに素晴らしい歌を詠む知的な女性がいるんだぁ。
都落ちしても気を落とすことはないよ。
楽しく歌を詠みあってきな。
など

檜垣への想いやあこがれがあったのでしょう。


平安時代の浪漫を感じますね。😀




ところで



古来より
ヒトと水が深く関わってきた土地熊本は

日本名水百選に選ばれたり
山紫水明の地として知られております。


阿蘇山、金峰山の噴火によってできた

カルデラ凹地に特徴づけられた熊本は

白川、みどり川、菊池川、筑後川、球磨川

などの川が田畑に恵みを与えて


噴火にできた火砕流堆積物が降り積もってできた土地は

水を通しやすく

良質で豊富な地下水が溜まり

熊本県民の飲料水も地下水が使われたり

この豊かな水の恵みによって
熊本県は活力の源となっております。


こんな良質で豊かな水がある環境は

世界でも稀です。🏞️😀




ですが、近頃どうでしょう。🤔



川の水温上昇、水量低下、魚の大量死

TSMCの大規模半導体工場増設などの影響により

可動前でも地下水が少なくなり


いよいよ

地下水が使えなくなってしまう不安が出てきました。😱



便利や発展を高く望めば

その分、水難が起きております。😢




このままいけば

檜垣の歌のように川が干涸びる日は

そう遠くないのではないでしょうか。🙄



なんか、また近い将来
噴火が起るんじゃないかなぁ。


そんな予感がします。🌋💢




最後に


水道水が飲める国は全世界でも10ヵ国程度です。🚰

その中でも

世界から見た日本は🗾

水が豊かな国として
最も注目されております。👀



熊本に限らず

日本全国で、他国が日本の水を狙っております。😎


しかも日本政府は、水道の民営化を促し

水道事業運営を ヴェオリア(外国資本)
に渡すなど

守る気はなさそうです。😅



となると、この先どうなるか。


水は益々汚れ、高くなるでしょう。


このまま進めば


ぼくらは苦しむでしょうね。😅



どんな都合や利益があって決定してるかしらないけど


守るべきもの守ったうえで決定しないと
後の祭りですよね。


政府は後の祭り事が好きなようですねー。🙃


今回はこの辺で👋



最後まで読んでくださりありがとうございました🙇‍♂️



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