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きみに贈るセレナーデ

ねえ

きみは元気かい?

お昼はあったかだったけど

きみはどうしていたんだい?

ん?

頬杖ついてないでさ

遠くばかり、見てないでさ

コブシの花

ああ
風が甘やかな匂いと色を連れてくるようだ
もうすぐ 田舎ではコブシの花が咲くんだ
山に咲いてたんだよ
きみに見せたいよ
村祭りの頃なんかさ
夜 あかりが灯ったみたいに
ふわっと浮いてて

そう
きみに
あの森や川を見せたいな
大きな川の流れは こどもにはまるで海に見えた
雨が降ると水が狂ったように暴れてさ
でも 止んでその後、太陽が出ると
辺り一面 草という草が光ってた
ねむの木が淡いピンクの花をつけて
揺れてた
丸い雫が 転がって光るんだよ
もうさ
空は すこーんと青くて高いんだよ

今度連れて行ってあげるよ

「センス・オブ・ワンダー」って
こどもみたいに過ごすんだ
きみは 誰もいない道で
きっと躍るよ

きっと最高の笑顔でさ

ヘレンケラーは言ったよ

盲目であることは、悲しいことです。
けれど、目が見えるのに見ようとしないのは、
もっと悲しいことです。

そしてこうも言ったんだ

人生はどちらかです。
勇気をもって挑むか、棒にふるか

どうだい?
ん?
銀河鉄道に乗っていくかい?

ほら
ごらんよ
大きな星が瞬いてる
あそこで いつもぼくらを見てるんだ
「ことばはね 大事だよ」
そっと そっと
「Walking with a friend in the dark is better than walking alone in the light.」


行くよ。
碧い空のなかにね

今夕、ひこうき雲が夕日から抜け出すように走ってた
オレンジを絞ったような夕日から抜けて 何処にいくんだろ?

さちのみっけ。植物図鑑

早春の山野で咲き、遠くから目立つため、日本の各地で農家の春の作業の目安とされた。地方名にはそれを由来とする名前が多い。
黒姫山の麓の田園では、5月の連休は、田起しと水張りをやっていた。広がる田園風景の中に、点々と白いコブシの樹が立っていた。


展葉の前に、枝先に芳香のある白い花が開く。花弁は6枚で、基部は紅色を帯びる。萼片は3枚で小さく、外側に軟毛を密生させる。早落性。花の下に、葉が1枚つくのがコブシの特徴。★薬効★頭痛、歯痛、鼻疾患。生薬名は辛夷(しんい)。開花直前の蕾を干したもの)。漢方では芳香薬として用いる。送粉 虫媒花言葉「友情、信頼、歓迎、愛らしさ」などいろいろある。

出典
https://botanica-media.jp/libraries/plants/posts/228


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もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。