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こぼれうた

夕暮れに
そっとあなたの口笛が
聴こえたような風のささやき

年の暮れ
酒瓶片手にぶら下げて
風のように来て去りぬきみ

母の背に
もたれ居眠る
帰り道
ぺダル漕ぐ音子守歌なる

春空に
すきだと叫びきみは去り

おはよう
おはようと
ねえ
こたえてよ
春よそっと伝えておくれよ

見てるって
聴いてるって
きみの言う
夢が覚めたら新しい朝



もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。