ラーメンの具の手作りチャーシューを色々試しましたが、ほぼ以下のように作っています。
材料:  約500gの肩ロースかバラ肉(ネットはあっても無くても良い)を４本、
　　　醤油150cc、酒100cc、味醂50cc、水200cc、砂糖お好み、ニンニク、
　　　生姜、青ネギ、タマネギ
1. 肉4本が丁度並ぶぐらいのフライパンを用意し、肉が浸かる位の水を加えて強め
　の中火で沸騰させ、アクを掬う。
2. 冷めたらお湯を捨て、強めの中火で、肉の油で４面に焦げ目をつける。
3. フライパンに材料を入れ、キッチンペーパーで落とし蓋をし、２時間程度
　できるだけ弱火で煮る。途中で2、３度肉をひっくり返して均等に煮汁に浸かる
　ようにする。

　アクを取れば豚肉臭さを減らすことができ、焦げ目を付ければ香ばしく、肉の旨みを閉じ込めることができます。圧力鍋を使えば短時間で柔らかくなりますが、どちらかというとパサパサになりやすいようです。また洗い物も増えます。
低温で長時間煮た方がしっとりと柔らかくなり、旨みも逃げません。煮汁は肉が全部浸かるほど使うこともできますが、上記ぐらいの分量でキッチンペーパーで落とし蓋をし、時々ひっくり返せば大幅に節約できます。残った汁で茹で卵や、狐そば用の油揚げなどを煮ています。調味液に一晩つける方法もありますが、一手間余分にかかります。
　煮汁の内容や野菜類、煮る時間はお好みで調節します。野菜は基本的に自家菜園製です。八角や山椒など、たまり醤油(中国醤油)も良いです。冷凍保存すれば長期間食べられます。
　出来るだけ少ない手間、材料で、しっとりと柔らかく煮上げるという点でこのレシピに辿り着きました。洗い物もフライパン一丁とまな板で済みます。