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【2023年12月3日】葬儀業界で活躍する会社を3つピックアップ!株価分析してみました。

こんにちは!もんもんです。
今年もあと残り一か月足らず、年の経過は早いものですね。

今回は葬儀にかかわる会社について株価分析してみたいと思います。

葬儀で一言でいっても、葬儀を行う会社、葬儀に使われる品物を販売する会社など多種多様です。日本では超高齢化社会がますます進んで人口が減少することは避けられない、そう考えると葬儀業界は将来ますます需要がでてくるのではないかと思うのが普通ですよね。

以上の理由によりこの業界を選んで記事にしてみました。こんな会社があるんだなという軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。

①2485ティア

企業概要

葬祭事業会社。名古屋市内を中心に東海・関西・関東で葬儀会館「ティア」「葬儀相談サロン」を直営・FCによるドミナント展開している会社です。

売上推移

ティアという会社、かなり有名な会社ですよね。今となっては知らない人はあまり居ないと思われます。
きれいな右肩上がりのグラフですね。着実に成長している会社であることが分かります。コロナ時期に売上が少し下がっていますがすぐに戻しているところが凄いですね。経営力のある会社です。

銘柄カルテ

コロナ禍のあとは、業績も増収・増益が続いているようです。

株価は460円(12/1時点)であり、すこし上がったあたりで高止まりしている様子です。

有利子負債比率も低いとあって、財務的に問題のある会社には見えない会社です。
買うなら少し下がったあたりで狙いたいです。

配当推移

コロナ禍あたりから増配がストップしています。
しかし、現時点で配当利回りは4%以上と高配当。文句なしです。

今後も成長が続けば、さらなる増配も考えられるでしょう。

私個人的には100株ぐらいは長期保有しておきたい銘柄です。

②6060こころネット

企業概要

福島市本社のサービス会社グループ。福島県内を中心に葬祭「たまのや こころ斎苑」、婚礼(施設運営)、冠婚葬祭互助会運営、石材卸売(輸入)・石材小売(墓石)、生花・生花商品(卸売)などを営む会社です。

売上推移

一見デコボコしたグラフです。コロナ禍の影響からまだ回復途上
といった感じでしょうか。

長期的な目線でみると、少しずつ売上が徐々下がってようにも見えます。

銘柄カルテ

2期連続増収で、有利子負債比率は非常に低く財務健全性はいいです。

配当利回りも3%程度といい感じです。

ただ先述した売上推移のように長期的に業績が伸びるかという点では疑問符がつく会社のような気がします。

配当推移

ここ10年間ずっと30円配当を続けています。
安定しているという点ではよいのですが、成長していく材料が見当たらず今後の増配は可能性があるのか疑問です。

一言でいうと、良くも悪くもない会社ということですね。

③8230はせがわ

企業概要

仏壇仏具販売の専業会社、業界最大手。宗教用具関連事業として関東・東海・九州エリアを商圏に仏壇・仏具の販売、霊園・墓地・墓石建立の販売、納骨堂・屋内墓苑の管理・販売をしている会社です。

売上推移

長期的な視点で見ると、売上は長いこと横ばい状態ですね。

コロナ禍で若干売上が落ち込んでいますがすぐに戻ってきています。

銘柄カルテ

直近、売上は上昇傾向だが利益は2四半期連続減益です。
おそらく円安による原料コストの増加が影響しているのでしょう。

有利子負債は非常に低く財務健全性に問題なさそうです。

配当利回りは4%程度とティアに負けないぐらいの高配当銘柄です。

配当推移

コロナ禍で配当額がガクンと減少したが、そこから毎年増配を続けています。
高配当なのですが業績が落ちれば容赦なく減配という少し不安定な配当政策をやっていますね。
配当は今後の成長戦略にかかっているということになります。

結論

いかがでしたでしょうか。
以上の分析により、私個人的には葬儀業界に投資するのは2485ティアで十分ではないかと思っています。

ティア・はせがわの時価総額はともに100億円程度、そのほかは50億円程度と時価総額の小さい会社が多い業界です。

まだまだ成長の余地が残っている業界だと思いますので、100株ぐらい打診買いしておいてもいいのではないかと思います。

ということで、高配当を目的として投資をしている方におすすめの記事でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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