冬空の中、イタリアンパセリは、しっかりと生きています。
イタリアンパセリは、地中海産のセリ科のハーブです。
私は鳥のミンチに入れてお団子をつくったり、スープにいれたり、他にはパスタにいれたりしています。肉でも魚でも色々と使えます。ビタミンA、B,　C、鉄分、カルシウムが豊富です。

冬の庭には、ほとんど作物はないのですが、植木鉢に植えたこのイタリアンパセリが枯草の中で、青々と生きている姿を見ると、心が元気になってきます。

この１週間、「葉っぱの地図」ヤロー・タウンゼント作：井上里訳（小学館）を読んでいました。もう随分久しぶりに児童文学に触れます。
一言でいえば、母を亡くし心が激しく傷ついた主人公オーラの成長を、周りの友や人々とともに表現していっている冒険物語です。ただ少し違うのは、植物がこの物語のいたるところで導き役になっていることです。沢山の植物（ハーブなど）が出てきます。私の知らないたくさんの植物も。

長い間、小説や物語、映画やTVなど、私の感情を揺さぶる作品は、まったく読めなくなっていました。児童文学でも同じでした。
それが、ゆるゆると私の心を優しく溶かしていってくれた方と、そして植物との目に見えない触れ合いがありました。

神戸に戻り、小さいながらも庭で家庭菜園もどきを始めました。
土を耕すことは無理なので、大きな植木鉢をいくつも庭に置き、
そこに、肥料の入った土を入れたものですが、それでもこの２年の間に、胡瓜：トマト：ササゲ：イタリアンパセリ：唐辛子：オクラ：甘長唐辛子：ミョウガ：青紫蘇：赤紫蘇：フェンネル：人参：ラディッシュ：バジル：ゴーヤ：ガーデンレタス：イチゴなどを作りました。

お花もミニ薔薇やラベンダー：ローズマリー：月桂樹：茱萸：スズラン：ビオラ：紫陽花：金木犀：他色々植えています。家の中は、ポトス：モンステラ：幸福の木：アロエなどが住んでいます。笑

緑美しい草花を触っていると、本当に癒されますね。
植物から優しい波動が手を通して伝わってきます。

削除してしまったnoteに、エメラルドグリーンの光のことを書きました。
私の周りには、いつもエメラルドグリーンの光があるのです。
また、いつか書きますね。

人生後半、もうカウントダウンが始まっているのかもしれませんが、
やっと、自分と植物との繋がりが腑に落ちてきました。
ある方は、人間と植物は繋がっている、どちらもミトコンドリアがあると
話されていましたが、このミトコンドリア、生きていくうえでとても大切なものなのです。

みぞおちの地球を思い出しながら、人間と植物の関係も思い出す時期にきているのかもしれません。植物がなければ、空気がなくなり人間は死んでしまいますから。

もっと植物と繋がりたいと思った私です。

ありがとうございます。