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カナカタ語

カタカナ語が苦手。
音読する分には(多分)問題なく読めるのだけど、黙読の場合よく文字の前後が入れ替わっている。
この音の入れ替わり、なにが面倒くさいかって、対象が黙読するレベルの読み物だから、他人と共有しない→自分が間違っていることに気づきにくい、気づくまで時間がかかる、ある日ふと口にした時に「恥ぃ~」となる、時限爆弾と化するところ。

ハリポタの映画を初めて見た時の最初の感想は、
「スリザリンなんだ」
本を読んでいる時は、ずっと「スリリザン」だと思っていた。
映画を見ながら「あれ、なんか「スリリザン」の音(発音?)が違うな」と感じて、よくよく字幕見ると「スリザリン」って書いてある!って気づいた。映画の内容よりも自分が読み違えをしていたことのインパクトが大きかったことを覚えている。

ドッペルゲンガーなんて20年くらい、「ドッペンゲルガー」だと思っていたし。これはいつ気づいたか覚えていない。ごく最近「DR.WHO」を見て「ゲンガー」がひとつの単語として存在していること、とその単語が指すイメージがつかめたおかげで、正しく脳にインプットされた感はある。

んで最近、マイクロソフトさんがまた新たな機能?を追加なんてニュースを見ていたら「copilot」という単語が出てきていたのだが、なぜかこれ「コプリオット」と読んでいた。
「コプリオット」という新しい概念とその名称なんだろうなー、くらいの感覚で読んでいた。新しい概念だと思い込んで読んでいるから、内容が頭に入らない。なので「copilot」ってなんだろう?と思ってコピペして検索、出てきた記事を読んでいる最中に「co-pilot じゃね?」と気づいた次第。

話しは少し逸れるけど、検索の際にコピペすることで、間違いに気づくタイミングがさらに遅くなっている。これ自分でキーボードをペチペチ打って検索すると、検索結果が思わぬことになって、その時点で気づく、なんてこともある。(雰囲気とか四苦八苦とかね)

で、面白いことに「co-pilot」(副操縦士、AI コンパニオン)とわかった時点で、それまでむにゃむにゃと読んでいた説明が頭に入ってくるようになる。私の頭の中では、概念に対する単語/名づけがいかにそのものを説明するときの前提となっているか、その点がよくわかる体験だった。

あとこういう単語って、英語のままじゃなく、英語の読みそのままのカタカナじゃなく、日本語に訳してほしいなー。

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