ばあちゃんが天国に旅立ちました
先日最愛の祖母が天国に旅立ちました。
前回の記事で振り返ったばかりだったのですがそんな時間も束の間、祖母が亡くなり慌ただしい日々が続いていました。
今日は一旦忙しさから解放され無常に過ぎていく時間の中で感じていることをまとめてみたいなと思います。
ばあちゃんが教えてくれた第5チャクラ
実はこの記事を書く前に、「ばあちゃんが教えてくれた第5チャクラ」についての記事をアップしようとしていました。
チャクラって何?と思われる方もいると思うので簡単にご紹介させていただきます。
今回は8つあるチャクラのうち、第1〜4をすっ飛ばして第5チャクラに焦点を当ててみます。
第5チャクラ=I Speak(別名:スロートチャクラ)と言い、喉のあたりに位置します。テーマは「自らとコミュニケートし真実を語る」です。
またこのチャクラの特徴は、自分の発した声がバイブレーションとして広がっていくところ。言い換えれば、よくも悪くも自分の声が振動し世界を作っているということです。
祖母との話に戻ると、介護中に1番辛かったのは優しかった祖母から不本意な言葉をかけられたり、毎回ケアの度に一筋縄ではさせてもらえなかったという点でした。もちろん、認知症もありましたから割り切らないといけない部分も重々承知の上ですが優しかった祖母からの言動は胸に刺さるものがありました。
このような悩みを抱えている時にちょうどエッセンシャルオイルのレッスンでチャクラの講義を受け、第5チャクラがとても自分の中で引っかかりました。
レッスンが終わって振り返ってみると、
「ばあちゃんがああやって頑固に拒否したり、心無い言葉を発するのってもしかしたら私発信なのでは?」と思ったんです。
それからというもの、意識しながらことばを選び話しかけてみると自然とケアをさせていただくようになったんです。
怒り気味だった祖母は、みるみると子どものような姿に還っていき何度も「ありがと〜」と言ってくれるようになりました。
ばあちゃんは認知症があるから、
これがばあちゃんの性格なんだ、というフィルターで見ていた自分。
チクチクしたエネルギーを発信していたのは私の方だったんだと気づかされました。
美しい生き方を見せられて
現代社会で「老衰」で亡くなる方はどのくらいいるのだろう?とふと頭をよぎりました。というのも、看護師時代に患者さんの最期を看取る時チューブをつけていたり、機械に繋がれていたりと何かしら苦しんでいる様子を見てきたからです。
考え方はそれぞれなので、どういう亡くなり方がベストなどと言及できませんが、祖母の最期は本当に美しかったなと思います。
亡くなる前夜、祖母の様子を見にいくとまだうっすらと反応がありました。血圧も100台だったのでまだ大丈夫かなという憶測で家を出ましたが、翌朝母親から「ばあちゃん、亡くなってるかもしれん」と一言。
急いで自宅に向かうと、そこにはいつものように眠っているような祖母の姿がありました。しかし、死後硬直の程度から数時間以上は経過している状態が考えられたのでおそらく夜中に息を引き取とったのかなと思います。
誰にも気づかれないように逝ったのかなと思うと、人一倍気を遣うばあちゃんらしい逝き方だなと感じました。
人間は死に際に生き様が現れると言いますが、本当にその通りだなと思いました。
さいごに
今回介護をさせていただいた中で、正直楽では無いし、泣きたくなったり、逃げ出したくなることもありました。
だけどその中で、1番心掛けていたのは「まずは自分を調える」ということ。身体を労り、ケアしながら気を補充していくことを本当に意識しました。
別にそれらは大それたことではなく、好きな香りを嗅いだり、自分のしたいことを叶えてあげたり、寝る前のYouTubeを控えてみたり・・・と基本シンプルなことばかり。
自分に気を補充してその余力でばあちゃんと関わることができたので、途中で力尽きることなくやり切ることができたのかもしれません。
そしてこれは介護だけでなく、何にでも当てはまることだなと思います。穏やかな時間を過ごすためには、まずは自分を調えることが大切なんだと改めて気づかされた経験でした。
最後に、拙い文章にも関わらず読んでくださるみなさんの♡とコメントは紛れもなく私のエネルギーになっています。いつも読んでくださりありがとうございます。
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