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東日本大震災の教訓と経験

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東日本の現場で考えてきたことを、まとめています。
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#復興計画

楽しい引き継ぎ

プロジェクトマネジメントを意識すると、柔らかない集合体で、個々が独立しつつ、全体が同じ方向を向き動いている状態が理想のチームだと感じている。 年度が始まる公共事業。まず、発生するのは人事異動。 さて、顔が見えないと打ち合わせもやりづらい。 昼間から呑むこともできない。 二つの企画を実施した。 一、自己紹介; 親睦をするうえでは河川空間を検討する会なので、一人一人に「馴染みのある川」を紹介してもらうことにした。、、、役職と立場と名前を言われたって瞬時には覚えられないですよ

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自分らしい暮らし 選択性の高い復興住宅

#公営住宅 #選択 #東日本大震災 #復興計画 目次 1. 半島部での暮らしと状況 2. 選択性の高い復興住宅の概要 3. 選択性の高い復興住宅の結果 4. おまけの感想 1. 半島部での暮らしと状況 東日本の沿岸部、半島部での暮らしは主屋、倉庫、庭、作業場を持ち、家から一歩出たところには海・山・川・畑などの親んできた豊かな自然環境が広がっていた。 時代と供に様々な人が増えていき、その場所での暮らしが育まれ、何世代も前から人が住み続けてきた場所で、何百坪もある土地に伸びやか

事前復興 コミュニティの単位と仮設団地

出来れば、こちらから「事前復興 今ある暮らし」 https://note.mu/jp_fuukeiya/n/n91f38742aa84 上記リンクで、東日本で考えれば集会所単位が最も機動力と組織力の高いまとまりと感じた理由を書いてみたい。 以下は復興事業計画策定において、集会所単位が働く・機能する瞬間に対するメモである。 事前復興的観点で読む人は、復興計画の段取りを想像して読んで頂けると幸いである。 発災後、集会所単位の視点からは以下のことが動きが出す。 s1:避難所へ

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事前復興 今ある暮らし

Q 1:私の家と周辺環境 A 1:家は何坪あり、その家と外部環境との関係はどのようになっているのか Q 2:その一、私たちの住まい「住んでいる町・集落」はどのような生活で担保されているのか A 2:一次産業、二次産業、三次産業、六次化、半◯半◯、四半◯四半◯四半◯四半◯ Q 3:私の家と隣の家の関係はどのくらいの範囲で形成されているのか(集会所単位) A 3:30世帯、100世帯、300世帯、1000世帯 Q 4:集会所単位に在る施設は A 4:八百屋、魚屋、郵便局、コ

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